動学的一般均衡のマクロ経済学―有効需要と貨幣の理論

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  • サイズ A5判/ページ数 249p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130402217
  • NDC分類 331.74
  • Cコード C3033

出版社内容情報

「ケインズ経済学」と「新古典派経済学」との間の相克を内在的に突破。経済学の新たなパラダイムを切り拓く画期的な経済理論。

内容説明

経済学の透徹したディシプリンから紡ぎだす、現実経済の本質をとらえる視座。ケインズ「一般理論」をオリジナルな視点から再構築する。

目次

第1章 決定論的ニューケインジアン理論について(メニューコスト理論と貨幣の中立性;静学的乗数理論 ほか)
第2章 有効需要と貨幣の理論(世代重複モデルと労働供給関数について―問題提起;賃金・物価水準・雇用に関するKeynesの議論 ほか)
第3章 マクロ経済動学にとっての基本的数学トゥール(非線形計画法について;凸集合の分離定理について ほか)
第4章 『雇用・利子および貨幣の一般理論』について(標準的ミクロ経済学の上に乗っていたKeynes;Keynesの先見性と均衡概念の発達;理論の確立論化:流動性選好理論の登場;情報の非対称性の導入;おわりに)
第5章 経済学の基礎を学ぶ(基礎的文献;数学的文献;ニューケインジアンとマネタリストの代表的文献;マクロ経済学から見た日本経済)

著者等紹介

大瀧雅之[オオタキマサユキ]
1957年福島県に生れる。1981年東京大学経済学部卒業。1986年神奈川大学経済学部専任講師、88年同助教授。1991年青山学院大学経済学部助教授。1996年東京大学社会科学研究所助教授。2001年東京大学社会科学研究所教授。経済学博士(東京大学)。著書に『景気循環の理論:現代日本経済の構造』(東京大学出版会、1994年、日経・経済図書文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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