出版社内容情報
三権分立制と連邦制の下で,アメリカの大統領はいかにして政策を実現しているのか.大統領が「特区認可権」の活用により,州政府の協力を得ながら連邦議会の立法を迂回して政策革新を行ってきたことを明らかにし,アメリカ現代政治への新しい視座を提示する.
序 論 大統領による政策革新と連邦制
第1章 特区認可権とは何か
第2章 連邦政府の権限拡大と特区認可権の導入
第3章 レーガン政権期の福祉政策における制度変容
第4章 G.H.W.ブッシュ政権以降の継受と発展
第5章 クリントン政権以降の医療保険政策への波及
第6章 オバマ政権期における教育政策への波及
第7章 特区認可権の射程
結 論 三権分立制に作用する連邦制
FEDERALISM AND THE SEPARATION OF POWERS: Waiver Authority and the Growth of Presidential Power in the United States
Hana UMEKAWA
梅川 葉菜[ウメカワ ハナ]
著・文・その他
目次
序論 大統領による政策革新と連邦制
第1章 特区認可権とは何か
第2章 連邦政府の権限拡大と特区認可権の導入
第3章 レーガン政権期の福祉政策における制度変容
第4章 G.H.W.ブッシュ政権以降の継受と発展
第5章 クリントン政権以降の医療保険政策への波及
第6章 オバマ政権期における教育政策への波及
第7章 特区認可権の射程
結論 三権分立制に作用する連邦制
著者等紹介
梅川葉菜[ウメカワハナ]
1984年福井県福井市に生まれる。2008年東京大学教養学部卒業。2016年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。駒澤大学法学部政治学科専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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