出版社内容情報
日清戦争からワシントン会議閉幕まで、帝国拡大の原因とメカニズムを、政治指導者や外交当局の構想・論理・決定から解き明かす。日清戦争を機にアジア進出の道を歩み始めた日本.その版図は,いかなる動機や勢力,前提のもと,どのような過程で拡大したのか?――日清戦争からワシントン会議閉幕まで,帝国拡大の原因とメカニズムを政治指導者や外交当局の構想・論理・決定に焦点を当て大胆に解き明かし,近代日本の外交と対外政策の真相を浮き彫りにする.
序 章 近代日本外交と帝国の拡大
第一章 日清戦争
第一節 開戦過程/第二節 戦争経過と講和/第三節 三国 干渉
第二章 日清戦後外交
第一節 日露協商路線の成立/第二節 中国分割/第三節 第二次山県内閣期の外交/第四節 北清事変
第三章 日露戦争
第一節 日英同盟と日露開戦/第二節 講和
第四章 韓国併合
第一節 内政改革策とその挫折/第二節 日露戦争と韓国/第三節 併合
第五章 辛亥革命と第一次世界大戦
第一節 辛亥革命/第二節 第一次世界大戦参戦と南洋/第三節 対華二一カ条要求とその後の対中政策/第四節 シベリア出兵
第六章 第一次世界大戦後の外交
第一節 パリ講和会議/第二節 シベリア撤兵問題/第三節 原内閣期の対中政策/第四節 ワシントン会議
終 章 なぜ版図は拡大したのか<br>
Japanese Diplomacy and the Dynamics of Imperial Expansion, 1894-1922
Yuichi SASAKI
佐々木 雄一[ササキ ユウイチ]
佐々木 雄一
佐々木雄一:東京大学大学院法学政治学研究科附属ビジネスロー・比較法政研究センター特任研究員
目次
序章 近代日本外交と帝国の拡大
第1章 日清戦争
第2章 日清戦後外交
第3章 日露戦争
第4章 韓国併合
第5章 辛亥革命と第一次世界大戦
第6章 第一次世界大戦後の外交
終章 なぜ版図は拡大したのか
著者等紹介
佐々木雄一[ササキユウイチ]
1987年東京都生まれ。2011年東京大学法学部卒業。2016年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。現在、東京大学大学院法学政治学研究科附属ビジネスロー・比較法政研究センター特任研究員。専攻は日本政治外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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