大統領が変えるアメリカの三権分立制―署名時声明をめぐる議会との攻防

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大統領が変えるアメリカの三権分立制―署名時声明をめぐる議会との攻防

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130362559
  • NDC分類 312.53
  • Cコード C3031

出版社内容情報

カーターからオバマまで、歴代アメリカ大統領による署名時声明の行使による権力拡大と、三権分立制の変容を解明する。

現代アメリカの大統領は,議会や裁判所とのバランスのなかで,いかにして自らの権力を維持拡大しようとしているのか.大統領が法案に署名する際に付与する署名時声明が活用されるようになったメカニズムを解明し,三権分立制に生じている変化を明らかにする.

序 論 「大統領中心の政治」の終わり
 第1節 議会の協力を得られない大統領の決断
 第2節 本書の目的と分析手法
 第3節 本書の構成
第1章 署名時声明とアメリカ大統領制の変容
 第1節 憲法秩序における大統領の位置づけの変容
 第2節 「現代的大統領制」を超えて
 小括
第2章 カーター政権による署名時声明の転用
 第1節「議会の復権」と議会拒否権
 第2節 署名時声明による議会拒否権規定の一方的な読み替え
 第3節 カーター政権を支えた法律論
 小括
第3章 レーガン政権による署名時声明の継受
 第1節 チャダ判決をめぐる大統領と議会の対応
 第2節 法の不執行をめぐる議会との対立
 小括
第4章 レーガン政権による署名時声明の転用
 第1節 署名時声明に対する認識の変化
 第2節 保守的法律家による署名時声明の改革
 第3節 署名時声明による大統領の法解釈の伝達
 小括
第5章 レーガン政権後の署名時声明の継受と変容
 第1節 ジョージ・H.W.ブッシュ政権による署名時声明の継受と洗練
 第2節 クリントン政権による署名時声明の選択的継受
 第3節 ジョージ・W.ブッシュ政権による署名時声明の濫用
 第4節 オバマ政権による署名時声明の抑制的運用
 小括
結 論 単独で政策変更を試みる大統領
 第1節 政策変更手段の必要性
 第2節 大統領権力の自己増殖と自己正当化
 第3節 大統領が変える三権分立制
Appendix
A.署名時声明の分類方法
B.重要立法の基準
参考文献
あとがき
索引(人名・事項)

【著者紹介】
梅川 健
梅川 健:首都大学東京都市教養学部准教授

目次

序論 「大統領中心の政治」の終わり
第1章 署名時声明とアメリカ大統領制の変容
第2章 カーター政権による署名時声明の転用
第3章 レーガン政権による署名時声明の継受
第4章 レーガン政権による署名時声明の転用
第5章 レーガン政権後の署名時声明の継受と変容
結論 単独で政策変更を試みる大統領

著者等紹介

梅川健[ウメカワタケシ]
1980年愛知県名古屋市に生まれる。2004年東京大学法学部卒業。2011年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。2013年東京大学博士(法学)。現在、首都大学東京都市教養学部法学系准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。