出版社内容情報
ASEAN諸国は対立する利害をいかにして調整し、合意を形成してきたのか。議長国の役割に着目して分析する。
東南アジアの秩序形成や経済統合を進めると同時に、アジア太平洋あるいは東アジアの地域協力の中核を担う存在として注目を浴びるASEAN.ASEAN諸国は対立する利害をいかにして調整し,合意を形成してきたのか.議長国の役割に着目して分析する.
序 章 ASEANにおける合意形成
第1章 ASEANと利害調整ルールとしての議長国制度
第2章 事務局の設置と権限に関する合意形成
第3章 カンボジア紛争における対ベトナム強硬路線の策定
第4章 カンボジア紛争におけるベトナムとの対話路線の策定
第5章 ミャンマー・カンボジアの加盟承認
第6章 内政不干渉原則の見直し論議
終 章 国際合意の形成と議長国制度
【著者紹介】
鈴木 早苗
鈴木早苗:日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員
目次
序章 ASEANにおける合意形成
第1章 ASEANと利害調整ルールとしての議長国制度
第2章 事務局の設置と権限に関する合意形成
第3章 カンボジア紛争における対ベトナム強硬路線の策定
第4章 カンボジア紛争におけるベトナムとの対話路線の策定
第5章 ミャンマー・カンボジアの加盟承認
第6章 内政不干渉原則の見直し論議
終章 国際合意の形成と議長国制度
著者等紹介
鈴木早苗[スズキサナエ]
1975年愛知県に生まれる。1999年東京大学教養学部卒業。2009年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。2011年博士(学術)取得。現在、日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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