ナチス・ドイツと中国国民政府―一九三三‐一九三七

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ナチス・ドイツと中国国民政府―一九三三‐一九三七

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  • サイズ A5判/ページ数 367,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130362443
  • NDC分類 319.340
  • Cコード C3031

出版社内容情報

日中戦争にいたる日本の対外政策に大きな影響を与えた戦前期中独関係を、多くの一次史料をもとに描き出す。

戦前期の日独中ソ関係は,互いの思惑が複雑に絡みあい,特に中独関係の様々な紆余曲折は,日中戦争にいたる日本の針路に大きな影響を与えた.丹念な資料の発掘による中独関係の新事実から,日中戦争前史に新しい光を当てる.

序章 研究の視座と前提
第一章 ゼークトの第一回中国訪問
第二章 ゼークトの第二回中国訪問とハプロの成立
第三章 「南京プロジェクト」と「広東プロジェクト」
第四章 中独両国における新しい国防経済計画の形成と中独交渉
第五章 中独条約の成立と親日派に対する国防省の闘争
第六章 ナチス・ドイツの一般的輸出奨励策と対中国武器輸出問題
第七章 四カ年計画と対中国政策
終章 一九三〇年代の中独関係史――対中国武器輸出政策を軸に

【著者紹介】
田嶋信雄:成城大学法学部教授

目次

序章 研究の視座と前提
第1章 ゼークトの第一回中国訪問
第2章 ゼークトの第二回中国訪問とハプロの成立
第3章 「南京プロジェクト」と「広東プロジェクト」
第4章 中独両国における新しい国防経済計画の形成と中独交渉
第5章 中独条約の成立と親日派に対する国防省の闘争
第6章 ナチス・ドイツの一般的輸出奨励策と対中国武器輸出問題
第7章 四カ年計画と対中国政策
終章 一九三〇年代の中独関係史―対中国武器輸出政策を軸に

著者等紹介

田嶋信雄[タジマノブオ]
1953年東京都生まれ。北海道大学法学部卒業、トリーア大学およびボン大学留学(1982‐1984年)。北海道大学大学院法学研究科博士課程(公法専攻)単位取得退学。博士(法学)(北海道大学)。北海道大学法学部助手、成城大学法学部講師、同助教授を経て、成城大学法学部教授。フライブルク大学客員研究員(1992‐1993年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wuhujiang

2
一般人でも戦史/ミリタリーオタクさんの間では、「中国国民政府にナチスドイツが軍事支援をしていた」ことはかなり知られている。しかし、支援に至るまでの過程や実態はなかなか知られていないのではないか。本書冒頭でも「ドイツ内部での多様なアクターに焦点を当てる」とある通り、対中貿易をめぐって相当な勢力が登場する。ライヒェナウといった一部の軍人は政治的に親中路線から軍事支援を考えていたが、同じく武器輸出を進めた他のアクターらはあくまで原料/外貨の獲得がメイン。軍事支援は経済的な理由が大きかったと理解した。2022/03/26

Naoya Sugitani

1
ナチス・ドイツと国民党政府が親密な関係にあり、軍事顧問などを派遣していた。その軍事顧問に訓練された中国軍と第二次上海事変で日本は戦った訳ですが、そこに至る内実が面白い。ヒトラーに取り入ろうとする様々なドイツの勢力、浪費癖に酷い妻の金を工面するために中国へ赴いたゼークト等。ナチス・ドイツは実はすべてヒトラーが決めるではなく各勢力が各々動いて最終的にヒトラーが納得したものに軍配が上がるシステムだったこともわかります。こうした文献が日本語で読めるのは嬉しい限りですね。2017/08/10

剛田剛

0
ドイツの右往左往っぷりと中国の混沌とした状況が印象深い。 この舞台で一人のアクターとして「正しく」振る舞うことがいかに困難であることか。2017/03/15

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