制度からガヴァナンスへ―社会科学における知の交差

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130362252
  • NDC分類 301
  • Cコード C3030

出版社内容情報

近年,さまざまな研究領域において用いられる「ガヴァナンス」とはいかなる概念なのか? 多くの学問分野で中心的位置を占めてきた制度研究を批判的に継承しつつ,ガヴァナンス概念を検討することで,社会科学における共通の基盤を追求する.

目次

ガヴァナンス概念再考
第1部 アプローチ(歴史比較制度分析のフロンティア;制度進化における淘汰と模倣―分析枠組みと日本の経済制度への応用;制度の変容と共有された期待―ガヴァナンスへの実験社会心理学的アプローチ)
第2部 ケース(経済開発におけるガヴァナンス;民主主義ガヴァナンスのメカニズム;国際安全保障の空間的ガヴァナンス)
第3部 クリティーク(「ガヴァナンス」についての一考察;誰のためのガヴァナンスなのか)

著者等紹介

河野勝[コウノマサル]
早稲田大学政治経済学術院教授。スタンフォード大学Ph.D.(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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