国際関係研究へのアプローチ―歴史学と政治学の対話

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 379p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130362191
  • NDC分類 319.07
  • Cコード C3031

出版社内容情報

国際関係をいかに研究すべきか.本書は,戦争,平和,国家といった共通のテーマをもって国際関係の研究を行うアメリカの歴史学者と政治学者の対話の試みである.方法論を重点的に扱った本書は,日本の読者が国際関係を分析する視座を養うのにも有益であろう.

目次

第1部 方法(事実の説明と理論の構築―国際関係の分析における歴史学と政治学;新しい外交史の構築へ向けて―国際政治の方法論に万歳二唱半;社会科学と歴史学―牧場経営者VS.農場経営者 ほか)
第2部 事例(第二次世界大戦―異質な戦争;危機の二十年1919‐39―なぜ国際協調は生まれなかったか;コメント―1939年9月 ほか)
第3部 結論(国際関係史と国際政治学―なぜ研究の仕方が異なるのか;国際関係史―なぜ歴史学者は政治学者と異なる仕方で研究するのか)

著者等紹介

エルマン,コリン[エルマン,コリン][Elman,Colin]
アリゾナ州立大学政治学部助教授

エルマン,ミリアム・フェンディアス[エルマン,ミリアムフェンディアス][Elman,Miriam Fendius]
アリゾナ州立大学政治学部準教授

渡辺昭夫[ワタナベアキオ]
財団法人平和・安全保障研究所理事長。東京大学、青山学院大学名誉教授。オーストラリア国立大学大学院卒業(Ph.D.)

宮下明聡[ミヤシタアキトシ]
東京国際大学国際関係学部助教授。コロンビア大学政治学部博士課程修了(Ph.D.)

野口和彦[ノグチカズヒコ]
東海大学教養学部国際学科専任講師。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科一貫制博士課程満期退学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。