出版社内容情報
京都大学法科大学院で教鞭をとる第一人者が、着想から20余年を経て、行政法学の拡張を試みる先駆的な学術書。実生活に直結する“公共部門”を考察対象として、その現代的課題を「多層化(グローバル・国家・ローカル)」と「複線化(情報通信技術の発展と社会管理作用の民間への拡散)」に分けて分析する。
目次
序章 本書の問題意識
第1部 公共部門の多層性(グローバルレベル;国家レベル)
第2部 公共部門の複線性(情報通信技術の発展と行政法;個人情報の保護と利用)
著者等紹介
原田大樹[ハラダヒロキ]
1977年福岡に生まれる。現在、京都大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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