日本政党史論〈5〉西園寺と政党政治 (新装版)

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日本政党史論〈5〉西園寺と政党政治 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 516p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130342759
  • NDC分類 315.1
  • Cコード C3331

出版社内容情報

近代日本政治史研究の基本文献として今なお高い評価を受けている名著を、待望の新装復刊。西園寺政権から昭和初期までを描く。

政党政治確立期の中間的総括をおこないつつ,原なき後,最後の元老としての西園寺の決意,政友会・民政党の動き,昭和初期の社会変動と日本共産党の成立を扱う.【初版1979年】

【著者紹介】
升味準之輔:元東京都立大学名誉教授

内容説明

明治以来の中央化造山運動とともに生じた二大政党それぞれの構造と動態のなかに、中央化の痕跡―摺曲断層があきらかにみられる。政友会の分裂と護憲三派連立内閣の成立。帝国議会は二大政党の時代を迎えた。政友会・民政党と最後の元老・西園寺公望が原敬没後の議会政治を担う。

目次

第13章 西園寺と政党政治(予備的考察;第二次護憲運動;加藤・若槻内閣;田中内閣;浜口・若槻内閣)
第14章 政友会と民政党(党組織―構造と動態;地方政界;各望家社会と産業化)
第15章 日本共産党とコミンターン(創立―君主制の廃止;再建―党勢拡張;壊滅―地下運動と転向)