内容説明
本巻では、フランス、(西)ドイツ、イタリア、イギリス、オランダの政権交代を扱い、また最終章で試論ながら、理論的考察を行っている。
目次
第1部 民主政の定着と政権交代(フランス・ミッテラン社会党政権の成立―逆説の政治的革新;ドイツ・ブラント政権の成立―権力の相対化と社会の民主化)
第2部 新しいデモクラシーと政権交代(イタリア・プローディ政権の成立と崩壊―憲法制度改革と社会経済改革をめぐる変容;イギリス・ブレア政権の成立―再編期の党内改革と「ゆるやかな革新」;オランダ・紫連合政権からバルケネンデ政権へ―政権交代の「出現」と政策革新)
政権交代の政治学―一つの試論
著者等紹介
高橋進[タカハシススム]
東京大学大学院法学政治学研究科教授
安井宏樹[ヤスイヒロキ]
神戸大学大学院法学研究科准教授・元東京大学21世紀COEプログラム特任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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