中国問題 キーワードで読み解く

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  • サイズ B6判/ページ数 333,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130331029
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C1031

出版社内容情報

大国中国が抱えている問題を、日本の第一線の中国研究者が11のキーワード(テーマ)から分析、近未来の姿を考察する入門書。

いまや,世界でもっとも影響のある国家・中国.この大国はどこへいくのか? 本書は,この大国化した中国が抱えている問題を11のキーワード(テーマ)から分析するものである.日本の第一線の中国研究者がそれぞれの問題に迫り,近未来の姿を考察する画期的なテキストブック.

はじめに 本書の狙いと構成(園田茂人)
第I部 統治と安定のメカニズムを透視する
第1章 中国共産党――危機の深刻化か、基盤の再鋳造か?(菱田雅晴)
第2章 社会的安定――「中国的特徴を持つ」格差社会の誕生?(園田茂人)
第3章 農民工――定住、それとも帰郷?(厳善平)
第4章 土地と戸籍――社会秩序の安定剤か?(阿古智子)
第II部 大国化のインパクトを占う
第5章 人民解放軍――退役軍人をめぐるジレンマ(弓野正宏)
第6章 日中関係――脆弱な基本構造のゆくえ(天児 慧)
第7章 海洋主権――多面体・中国が生み出す不協和音(青山瑠妙)
第8章 対外援助――「内政不干渉」のレトリックを解読する(徐顕芬)
第III部 中国台頭の歴史的意味を考える
第9章 経済全球化――中国が世界を変える?(加藤弘之)
第10章 中国モデル――理念の普遍性と手段の有効性をどう見るか?(唐亮)
第11章 歴史観――揺れ動く自画像のゆくえ(劉傑)
おわりに 台頭中国をどう捉えるか(毛里和子)

【著者紹介】
毛里和子:早稲田大学名誉教授

内容説明

中国共産党、格差社会、農民工、土地と戸籍、人民解放軍、日中関係、グローバリゼーション、海洋主権、対外援助、歴史観…。第一線の中国研究者が、最新のデータや知見から、現在、そして近未来の中国を考察する。中国研究の最前線。

目次

第1部 統治と安定のメカニズムを透視する(中国共産党;社会的安定;農民工;土地と戸籍)
第2部 大国化のインパクトを占う(人民解放軍;日中関係;海洋主権;対外援助)
第3部 中国台頭の歴史的意味を考える(経済全球化;中国モデル;歴史観)

著者等紹介

毛里和子[モウリカズコ]
東京都立大学人文科学研究科修士課程修了。日本国際問題研究所研究員、早稲田大学教授などをへて、現在早稲田大学名誉教授。2011年文化功労者

園田茂人[ソノダシゲト]
1961年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。中央大学教授、早稲田大学教授などを経て、2009年から東京大学大学院情報学環・東洋文化研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

敬介

1
中国研究専門家による論文集。錚々たるメンバーが敢えて近未来の中国を予想するという知的冒険をしているが、商業的な中国本とは一線を画している。開発独裁モデルは中国の近代化の手段として非常に有効だったが、理念の普遍性、自由と権利の制度的な保障には限界を示している。市場化や経済体制の移行は体制の変容につながるのだろうか?土地や基幹産業の国有あるいは公有が体制を支えているかぎりは、そう簡単には体制変容にはつながらないという視点に気づかされる。2012/12/09

メルセ・ひすい

1
中国共産党的価値観!★中国農民を土地に縛りつけていた配給制度や職業の分配は廃止し、物も人も都市・農村の境界を越えて働かせているが★戸籍制度だけ二元的であり続け身分としての農民が存在し続ける!共産党の既得権益である。人民解放軍、企業にしても農村労働力は安いほど良い!★数億の農民を都市住民にするのは膨大なコストだ! 今や世界で最も影響のある国家、中国。この大国はどこへいくのか。この大国化した中国が抱えている問題を、11のキーワードから分析。日本の第一線の中国研究者がそれぞれの問題に迫り、近未来の姿を考察する。2012/12/07

日暮里の首領様

0
現代日本を代表する中国研究家の相当数を動員して書かれた、中国の「現在」に関する論文集。格差拡大、腐敗、市民意識の変容、軍拡と対外強硬姿勢、「貪欲」なアフリカ援助… 巷に溢れかえるこうしたイメージを、一つ一つ学術的に検証し、深く多面的に中国を分析しようと試みる。結論は必ずしも明確ではないが、よき「検中」書であろう。(党の適応能力、「中国モデル」についての議論にはやや不満が残るが…)2012/12/12

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