出版社内容情報
世界的な気候変動,人口爆発,環境汚染によって,私たちが利用できる水の質と量が大きく変化している.本書は,人間が生きていくために必要な水を取り巻く状況とその可能性を,身近な視点からグローバルな視点まで幅広く,わかりやすく紹介する.一橋大学で人気の文理共鳴教育,待望の書籍化!
内容説明
水と安全は無料ではありません。水道民営化、ダムの撤去と河川再生、100年単位での水源林の保護、安全な水とトイレの世界中への普及…生きるために必要な水の質と量が大きく変化して、暮らしにも影響している。水を取り巻く状況とその可能性を、身近な視点からグローバルな視点まで幅広く、わかりやすく紹介する。一橋大学で人気の文理共鳴教育、待望の書籍化!
目次
第1部 水と人のかかわり(日常生活から読み解く水の多様性;水からみた江戸時代)
第2部 水をめぐる環境整備(水の環境問題;「水と社会」を捉えるNGOの視点―メコン河流域を事例に)
第3部 水の社会システムとビジネス(日本企業による今後の水ビジネスの国際展開;水道事業について;ビジネスとしての「水」;環境経営と水のサステナビリティ―サントリーグループの取り組み)
著者等紹介
林大樹[ハヤシヒロキ]
一橋大学大学院社会学研究科特任教授
西山昭彦[ニシヤマアキヒコ]
立命館大学共通教育推進機構教授
大瀧友里奈[オオタキユリナ]
一橋大学大学院社会学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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