出版社内容情報
近代国際関係史の通史として定評を得ている『国際関係史――16世紀から1945年まで』(2010年刊行)の続編.第二次世界大戦終結前後から21世紀初頭までを対象に,日本に重点を置きながら,現代国際関係の流れを世界的広がりにおいてバランスよく平易かつ丁寧に概説する.
内容説明
現代世界はいかにして形作られてきたのか。激動の戦後国際関係の全体像に迫る。好評既刊『国際関係史 16世紀から1945年まで』と本書により、21世紀初頭までの流れが一望のもとに。
目次
序章 ヨーロッパの時代からアメリカの時代へ
第1章 第二次世界大戦終結前後の世界
第2章 ヨーロッパの冷戦とアジアの戦争
第3章 西欧帝国主義の終幕と米ソ冷戦の継続
第4章 ベトナム戦争と米ソ中三国関係
第5章 第三世界の激動と米ソ・デタントの退潮
第6章 冷戦の終結
第7章 冷戦後の国際関係
終章 アメリカの時代の終わり
著者等紹介
有賀貞[アルガタダシ]
1931年東京に生まれる。1953年東京大学教養学部教養学科卒業。1979年一橋大学法学部教授。2013年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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