出版社内容情報
東京大学教養学部での長年の講義をベースに、国際社会の成り立ちを平易に解説した体系的入門書。
国際関係はどのように成り立っており,われわれはどのように関わっていくのか.国家間の関係だけでなく市民を基本構成単位とする地球社会に注目し,国際関係の基礎概念から平易に解説する.東京大学教養学部での長年の講義をベースとする体系的入門書.
序 章 地球社会の中の国際関係
第1部 地球社会の成り立ち
第1章 主権国家システム
第2章 近代国際システム
第3章 国際規範の変化と主権国家システムの変容
第4章 地球社会の中の主権国家システム
第2部 地球社会の主体とアイデンティティ
第5章 国民共同体の形成とナショナリズム
第6章 国民の利益追求
第7章 国民共同体の相対化
第8章 国民に括りきれない人々
第3部 地球社会の中の政治
第9章 政治分析の基礎概念
第10章 外交ゲーム
第11章 構造・制度とパワー
第12章 柔軟性の政治
第4部 地球社会の課題
第13章 深まる一体性と高まる負荷
第14章 広がる格差と強まる緊張
第15章 課題に向かいあう取り組みと枠組
終 章 地球社会の将来に向けて
内容説明
政治・経済・文化などさまざまな要因が絡み合う国際関係の成り立ちを基礎概念から平易に解説する。東京大学教養学部での長年の講義をベースとする体形的入門書。
目次
地球社会の中の国際関係
第1部 地球社会の成り立ち(主権国家システム;近代国際システム;国際規範の変化と主権国家システムの変容;地球社会の中の主権国家システム)
第2部 地球社会の主体とアイデンティティ(国民共同体の形成とナショナリズム;国民の利益追求;国民共同体の相対比;国民に括りきれない人々)
第3部 地球社会の中の政治(政治分析の基礎概念;外交ゲーム;構造・制度とパワー;柔軟性の政治)
第4部 地球社会の課題(深まる一体性と高まる負荷;広がる格差と強まる緊張;課題に向かい合う取り組みと枠組)
地球社会の将来に向けて
著者等紹介
山影進[ヤマカゲススム]
1949年生まれる。1972年東京大学教養学部教養学科卒業。1982年マサチューセッツ工科大学Ph.D.現在、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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