出版社内容情報
民主主義における政党の機能を欧米の研究成果を通して考察しながら、現代日本政治における政党政治の役割と全体像を解明する。
政党の存在意義はどこにあるのか.私的利益を追求する政党は不合理な存在か.ヨーロッパやアメリカで行われてきた研究の成果を検討し,それらと共通した視点から日本の政党政治の全体像を示すとともに,民主主義における政党の機能を明らかにする.
はじめに
序 章 政党――民主主義の永遠の伴走者
1 政党は害悪なのではないか――政党批判論の系譜
2 やはり政党は必要ではないか――民主主義体制と政党
3 本書の視点と特徴
第1章 政党システム論の展開
1 マクロ政党システム論の確立
2 ミクロ政党システム論の登場
3 制度分析によるミクロ政党システム論
4 政党システム論の現在
第2章 政党組織論の展開
1 マクロ政党組織論の古典的地位
2 ミクロ政党組織論の登場
3 比較政治学におけるミクロ政党組織論
4 今日の政党組織論
第3章 日本の政党システム
1 戦前の政党システム
2 戦後の政党システム
3 マクロ政党システム論による説明
4 ミクロ政党システム論以降の諸論点
第4章 日本の政党組織
1 政党組織の歴史的展開
2 マクロ政党組織論による説明
3 ミクロ政党組織論による説明
4 新たな説明の試み
終 章 政党はどこに向かうのか
1 政党から見た現代日本政治
2 よき政党政治をめぐる議論
参考文献/あとがき/索引
【著者紹介】
待鳥 聡史
待鳥聡史:京都大学大学院法学研究科教授
内容説明
政党の存在意義はどこにあるのか?私的利益を追求する政党は不合理な存在か。ヨーロッパやアメリカで行われてきた政党研究の成果を検討し、それらと共通した視点から日本の政党政治の全体像を示すとともに、民主主義における政党の機能を明らかにする。
目次
序章 政党―民主主義の永遠の伴走者
第1章 政党システム論の展開
第2章 政党組織論の展開
第3章 日本の政党システム
第4章 日本の政党組織
終章 政党はどこに向かうのか
著者等紹介
待鳥聡史[マチドリサトシ]
1971年福岡県に生まれる。関西育ち。1993年京都大学法学部卒業。1996年京都大学大学院法学研究科博士後期課程退学。2003年京都大学博士(法学)。現在、京都大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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