政党システムと政党組織

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130321266
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C3331

出版社内容情報

民主主義における政党の機能を欧米の研究成果を通して考察しながら、現代日本政治における政党政治の役割と全体像を解明する。

政党の存在意義はどこにあるのか.私的利益を追求する政党は不合理な存在か.ヨーロッパやアメリカで行われてきた研究の成果を検討し,それらと共通した視点から日本の政党政治の全体像を示すとともに,民主主義における政党の機能を明らかにする.

はじめに
序 章 政党――民主主義の永遠の伴走者
 1 政党は害悪なのではないか――政党批判論の系譜
 2 やはり政党は必要ではないか――民主主義体制と政党
 3 本書の視点と特徴
第1章 政党システム論の展開
 1 マクロ政党システム論の確立
 2 ミクロ政党システム論の登場
 3 制度分析によるミクロ政党システム論
 4 政党システム論の現在
第2章 政党組織論の展開
 1 マクロ政党組織論の古典的地位
 2 ミクロ政党組織論の登場
 3 比較政治学におけるミクロ政党組織論
 4 今日の政党組織論
第3章 日本の政党システム
 1 戦前の政党システム
 2 戦後の政党システム
 3 マクロ政党システム論による説明
 4 ミクロ政党システム論以降の諸論点
第4章 日本の政党組織
 1 政党組織の歴史的展開
 2 マクロ政党組織論による説明
 3 ミクロ政党組織論による説明
 4 新たな説明の試み
終 章 政党はどこに向かうのか
 1 政党から見た現代日本政治
 2 よき政党政治をめぐる議論

参考文献/あとがき/索引

【著者紹介】
待鳥 聡史
待鳥聡史:京都大学大学院法学研究科教授

内容説明

政党の存在意義はどこにあるのか?私的利益を追求する政党は不合理な存在か。ヨーロッパやアメリカで行われてきた政党研究の成果を検討し、それらと共通した視点から日本の政党政治の全体像を示すとともに、民主主義における政党の機能を明らかにする。

目次

序章 政党―民主主義の永遠の伴走者
第1章 政党システム論の展開
第2章 政党組織論の展開
第3章 日本の政党システム
第4章 日本の政党組織
終章 政党はどこに向かうのか

著者等紹介

待鳥聡史[マチドリサトシ]
1971年福岡県に生まれる。関西育ち。1993年京都大学法学部卒業。1996年京都大学大学院法学研究科博士後期課程退学。2003年京都大学博士(法学)。現在、京都大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Haruka Fukuhara

8
政党研究の概観がよくまとまっていた。いわゆる極右と称されるような政党をめぐる近年の動向について、政治学はどう分析しているのだろうと思ったけれど、分析できないから八つ当たり的に攻撃しているだけの学者が少なくないのだとしたらそれこそ排外的な慎むべき行動なのではないかと思ったり。この本にはあまりそのあたりの話は載っていなかった。2017/08/18

あんころもち

8
政治学界隈は確実に読むべき一冊。 イデオロギーや階層から政治的な帰結を鷲掴みするマクロ分析の古典からデータを用いたより精緻なミクロな研究に至るまで、主要な論文をわかりやすくまとめながら概略。最近読んだ他の本でもそうだが、この著者は論文の紹介・批評が非常に簡潔で上手く、それだけでもためになる。 後半では、そうした研究潮流を踏まえて、日本の政党研究に言及する。そこで筆者は、海外の研究に比べて分析概念が研究者の恣意に任されていると指摘する。 筆者の問題意識が強く出た一冊である。2016/07/19

katashin86

2
政党論についてはこれまでもよい入門書があったが、アメリカ的合理的選択論に基づく政党へのミクロアプローチ論や、日本の政党政治史を理論的に整理するなど、この本ならではの、類書ではあまり取り上げていない内容も充分。政党論を勉強したことある人にこそおすすめ。2016/11/06

take

0
流し読み.政治システムと政党についての教科書.日本政治に半分紙幅を割いているのが特徴的.先行研究もまとまっている 2017/12/04

いせやん

0
政党同士の関係と、政党内部の構造という視点に分け、それぞれ今日までの一般的な(国際的な)研究の流れと、日本における現在までの政党研究の流れを紹介してくれる。学部生でも読めないことはないし、古典から最新のものまで多くの研究が具体的に列挙されており、先行研究を探すための手がかりとしても、かなり便利そう。2015/07/02

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