出版社内容情報
モノ,カネ,サービス,情報,ヒトが国境を越えて容易に移動する現在,国際的な相互依存の深化と進展とを経験している.本書は,相互依存を,その定義,形態,動態,含意について体系的に明らかにし,国際政治学におけるグランド・セオリーとして提示する.
内容説明
本書は国際的な相互依存に関する政治学的な理論分析の書である。
目次
序章 国際的相互依存
第1章 相互依存の現実とその理論展開
第2章 相互依存の基礎概念―平和、紛争、類型
第3章 相互依存における国家と政治過程
第4章 相互依存における力と国際システム
第5章 相互依存の〈管理〉―覇権と〈レジーム〉
第6章 ポスト覇権の相互依存の〈管理〉―相互主義と政策協調
終章 相互依存の現段階と将来