国家の哲学―政治的責務から地球共和国へ

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国家の哲学―政治的責務から地球共和国へ

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  • サイズ A5判/ページ数 366p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130311892
  • NDC分類 321.1
  • Cコード C3032

出版社内容情報

個人は国家に対して義務を負うか?――ソクラテス以来の根本命題に気鋭の法哲学者が挑む。

内容説明

個人の責務への問いを起点に世界秩序構想を辿る思想の旅。ソクラテス、ホッブズ、カント、ロールズ、サンデルなど古今の思想を渉猟し、国家と法をめぐる根本問題に挑む。

目次

個人は国家に対して義務を負うか?―政治的責務の正当化根拠を問う
第1部 国民の共同体としての国家(人間関係から責務が生じる―関係的責務;国家は親か?国民は友か?―関係的責務論;普遍的な父の下における兄弟―原理の共同体論)
第2部 同意によって構築された国家(同意は義務づける―明示の同意論;居住や投票は同意か?―暗黙の同意論;仮説の同意は同意か?―仮説の同意論と同意の批判理論)
第3部 人々に利益をもたらす国家(国家は自己利益を最大化する―自己利益論;国家の恩に感謝する―感謝論;国家の存続に個人の遵法は必要か?―必要テーゼ;あなたが負うから私も負う―フェプレイ論;一般的な遵法義務は存在しない―哲学的アナキズム;国家は自然状態よりいいか?―自然状態テーゼ)
第4部 義務を果たす手段としての国家(人間が当然に負う義務―自然義務論;正義の制度を支持する義務―正義の自然義務論;法的状態を実現する義務―法的状態実現義務論;国家は分業である―割当責任国家論)
政治的責務と遵法義務

著者等紹介

瀧川裕英[タキカワヒロヒデ]
1970年愛知県生まれ。1993年東京大学法学部卒業。同年東京大学大学院法学政治学研究科助手。1998年大阪市立大学法学部助教授。2010年大阪市立大学大学院法学研究科教授。2012年立教大学法学部教授。専攻、法哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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すずき

0
前半で政治的責務論の学説を概観して辞書的にまとめてくれてるのでとても便利。後半で筆者独自の主張を展開してる感じ。自然法論に可能性を見出しつつ、そこからどうやって義務の個別性を説明するか、みたいな流れにしているので展開として綺麗。あと全体を通して章立て項立てが細かくて主張を追いやすいのもよい。 読んでしばらくたって忘れてきているので再読したい。

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