なぜ「表現の自由」か (新装版)

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なぜ「表現の自由」か (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 392p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130311878
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C3032

出版社内容情報

※「解説」のコピペです【要編集】↓
なぜ表現の自由は,他の自由と比べて,特別に厚く保護されるべきなのか? アメリカの哲学界・憲法学界で今日なお盛んな表現の自由の原理論をふまえて,現代社会における表現の自由の展開,さらに政府保有情報に対する公衆の知る権利など,ホットな課題を追究.初版1988年.なぜ表現の自由は,他の自由と比べて,特別に厚く保護されるべきなのか? アメリカの哲学界・憲法学界で今日なお盛んな表現の自由の原理論をふまえて,現代社会における表現の自由の展開,さらに政府保有情報に対する公衆の知る権利など,ホットな課題を追究.初版1988年.

奥平 康弘[オクダイラ ヤスヒロ]
奥平 康弘
奥平康弘:

目次

第1部 なぜ「表現の自由」か
第2部 現代社会における表現の自由の展開(税関検査の「検閲」性と「表現の自由」;選挙運動の自由と憲法―アメリカ合衆国のばあい;選挙運動の自由と憲法―日本のばあい;国家が読む自由を奪うとき―未決在監者の新聞閲読の自由;法廷に出席し傍聴しメモをとる権利―憲法体系からの一考察;法廷内「メモ採取の自由」をめぐって―東京地方裁判所判決(一九八七年二月)コメント)
第3部 現代社会における知る権利の展開―アメリカの経験(政府保有情報の開示請求権をめぐる論議―アメリカ合衆国のばあい)

著者等紹介

奥平康弘[オクダイラヤスヒロ]
1929年函館市に生れる。1953年東京大学法学部卒業。1973年東京大学社会科学研究所教授。国際基督教大学教授等をへて、東京大学名誉教授。2015年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

馬咲

2
表現の自由論の大家が原理論的視点から日本の表現の自由保障の当時の状況を批判的に検討した一冊。「そもそもなぜ表現の自由は重要なのか」を問う水準の問題意識は市民側は勿論、要の司法でもまだ十分では無いと感じる。今日の表現の自由問題は単純な「国家対市民」だけでなく、新聞広告等の媒体上の表現をめぐる私人間の争いに権力が便乗して間接的規制の強化を狙うという構図が警戒される。表現の自由を単に主観的個人的なものとせず、原理論的にその客観的価値を捉えて、深い理解と制度的保障に繋げようとする著者の姿勢はより重要になっている。2022/09/26

宇宙刑事

0
論理的な文章で読んでいて大変気持ちがいい。本書の書名である「なぜ表現の自由か」への回答は、「表現の自由は、他のもろもろの基本的諸自由を確保するための道具であるがゆえに、特殊的に明確に保証される資格がある、というわけである」とのことだ。いわゆる炎上沙汰が絶えない昨今、しばしば「表現の自由」が「批判を受けない権利」であるかのように主張される。己の独善的主張を批判から守るために持ち出される「表現の自由」はニセモノである。本書で言及される各種事例は、表現の自由が「権力からの自由」であることを示している。2017/10/06

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