出版社内容情報
日本の都市政策はこれでよいのか.「都市」のあるべき姿について,法律・経済・都市工学などあらゆる角度から検討.生活・居住・環境面の諸要請を考慮しながら規制し枠づける制度的システムとはいかにあるべきかを追究する.
内容説明
本書は、固有の歴史的沿革をも含めた「日本の都市法」の全体像と基本的特質を総体的に分析・把握し、そこに内在する主要な問題点と課題ならびに望まれる改革の方向を幅広い領域にわたって提示しようとするものである。
目次
第1部 「日本型」都市法の生成と都市計画、都市土地問題(「日本型」都市法の形成;戦後復興から高度成長期の都市法制の展開―「日本型」都市法の確立 ほか)
第2部 転換期の都市と法(都市計画法からまちづくり法へ―1968年都市計画法における土地利用計画・規制の問題点とまちづくり条例;都市計画事業法制 ほか)
第3部 克服すべき課題(土地所有権の日本的特質;行政改革と都市計画―公共事業を中心にして ほか)
著者等紹介
原田純孝[ハラダスミタカ]
東京大学社会科学研究所教授
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