市民を雇わない国家―日本が公務員の少ない国へと至った道

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  • サイズ A5判/ページ数 306p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130301602
  • NDC分類 317.3
  • Cコード C3031

出版社内容情報

日本が公務員数の少ない小さな政府になったメカニズムを、国際比較を通して解明する。公務員制度改革にも貴重な示唆を提供する。

日本は公務員の多い国なのか少ない国なのか.国際比較において日本は公務員数の少ない小さな政府であることを明らかにし,政治と経済の絡み合いの中で行われた1960年代の行政改革に光を当てつつその理由を解明する.公務員制度改革にも貴重な示唆を提供.

序 論
第1章 日本の小さな政府
第2章 小さな政府への道
第3章 上からの改革
第4章 戦後改革と制度の選択
第5章 給与と定員
第6章 イギリスの転換
第7章 福祉国家と行政改革
結 論

【著者紹介】
前田 健太郎
前田健太郎:東京大学大学院法学政治学研究科准教授

目次

序論
第1章 日本の小さな政府
第2章 小さな政府への道
第3章 上からの改革
第4章 戦後改革と制度の選択
第5章 給与と定員
第6章 イギリスの転換
第7章 福祉国家と行政改革
結論

著者等紹介

前田健太郎[マエダケンタロウ]
1980年東京に生まれる。2003年東京大学文学部卒業。2011年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。首都大学東京大学院社会科学研究科准教授を経て、東京大学大学院法学政治学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Haruka Fukuhara

14
日本が公務員の少ない国だというのは意外と認識されていない事実。そしてその原因を辿っていくと、メディアの嘘や学者の事実に目を向けない姿勢が見えてくる。何のことはない、我々はすでにポスト・トゥルースの世界を生きてきたのだ。・・・それはそうと、この本のこのサイトでの注目度の高さに驚く。90くらい登録があったけど、この手の本としては異例の注目度では。なぜ??2017/07/16

アメヲトコ

9
しばしばバッシングに晒される日本の公務員。ところが世界的に見て日本の公務員の数は、その定義を最大限広く見積もったとしても人口に比して非常に少ないのだといいます。それはなぜ起こったのか、著者はその理由を戦後に設計されたある制度の存在に見出し、それが本来の意図を離れて公務員の数を絞り込んでいくメカニズムを丁寧に明らかにしていきます。論旨は切れ味抜群。序論もきわめて精緻ですが、ある意味ネタバレでもあるので、読む楽しみを味わうならば最後に回すことをお勧めします。日本の公務員について考える上では必読の一冊。2016/05/10

shikada

6
日本の人口あたりの公務員数は、海外と比較してかなり少ない。日本の公務員は労働基本権を奪われた代わりに、人事院が給与を保証している。公務員一人あたりの給与を抑えることはできないため、戦後の政治は公務員の数を減らす方向に動いた。そのため公共サービスの一部が民間に委託された。しかし、そのため公務員の枠が減り、女性向けの安定した雇用がなく、社会進出を阻害したと指摘する。公務員が少ないというのは直観に反するけれど、各種のデータで丁寧に説明されていて納得した。2019/03/30

sk

3
日本の公務員がなぜ少ないのかを歴史的に明らかにする重厚な本。なかなかの名著では。2018/06/13

新山下

3
横書き、政治学(行政)の専門書。267ページで5,800円という高いお値段。読む人が少なく発行部数も少ないかもしれないが、マスコミの公務員 に関する報道とかなり違い、日本の公務員は効率的な公共サービスを供給しているとの事。福祉国家への国民の要求は高まるばかりで公務員の人手不足になっているようです。2016/07/27

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