門戸開放政策と日本

個数:

門戸開放政策と日本

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月19日 08時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 472,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130301558
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C3031

出版社内容情報

19世紀終わりから第二次大戦後まで、日米外交の重要局面を歴史・思想などさまざまな視点から解明した、待望の論集。

20世紀へ至るなかで“門戸開放”という外交方針を確立し,国際政治の舞台に躍り出たアメリカに対し,日本はどのように向き合ったのか――19世紀終わりから第二次大戦後まで,日米関係を軸に外交の重要局面を歴史・思想などさまざまな視点から鮮やかに解明した,待望の論集.

まえがき

序 章 門戸開放政策と日米関係

第I部 アメリカン・デモクラシーとキャリア外交官
 第一章 国務省極東部の成立――ドル外交の背景
 第二章 二十一カ条再考――日米外交の相互作用
 第三章 ワシントン体制の崩壊とマクマリ・メモランダム

第II部 日米外交の交錯
 第四章 明治中期の海洋国家思想――初期『太陽』に見るアメリカ像と日本外交
 第五章 海洋国家の戦略思想――福沢諭吉から吉田茂まで
 第六章 日米外交の非対称性

第III部 門戸開放と日本の知識人
 第七章 吉野作造の国際政治思想
 第八章 新渡戸稲造における帝国主義と国際主義
 第九章 清沢洌におけるリベラリズムとナショナリズム

第IV部 戦前から戦後へ
 第十章 吉田茂における戦前と戦後
 第十一章 岸信介――野心と挫折
 第十二章 賠償問題の政治力学
 終 章 太平洋戦争における「目的」と「争点」

あとがき/初出一覧
関連略年表

【著者紹介】
北岡 伸一
北岡伸一:国際大学長/政策研究大学院大学教授/東京大学名誉教授

内容説明

日米関係の20世紀。米国の外交理念と日本の国際秩序構想の交錯を剔出、東アジアを舞台とした両国外交の特質と変容に迫る。日本政治外交史の珠玉の論集、序章完全新稿。

目次

門戸開放政策と日米関係
第1部 アメリカン・デモクラシーとキャリア外交官(国務省極東部の成立―ドル外交の背景;二十一カ条再考―日米外交の相互作用;ワシントン体制の崩壊とマクマリ・メモランダム)
第2部 日米外交の交錯(明治中期の海洋国家思想―初期『太陽』に見るアメリカ像と日本外交;海洋国家の戦略施想―福沢諭吉から吉田茂まで;日米外交の非対象性)
第3部 門戸開放と日本の知識人(吉野作造の国際政治思想;新渡戸稲造における帝国主義と国際主義;清沢冽におけるリベラリズムとナショナリズム)
第4部 戦前から戦後へ(吉田茂における戦前と戦後;岸信介―野心と挫折;賠償問題の政治力学)
太平洋戦争における「目的」と「争点」

著者等紹介

北岡伸一[キタオカシンイチ]
1948年奈良県生まれ。1971年東京大学法学部卒業。1976年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士)。立教大学法学部教授、東京大学法学部教授(1998‐2004年、2006‐2012年)、国連大使(2004‐2006年)を経て、国際大学学長、政策研究大学院大学特別教授、東京大学名誉教授、紫綬褒章受章(2011年)。著書に『清沢洌―日米関係への洞察』(中公新書、1987年(増補版、2004年)、サントリー学芸賞受賞)、『日米関係のリアリズム』(中公叢書、1991年、読売論壇賞受賞)、『自民党―政権党の38年』(読売新聞社、1995年(中公文庫、2008年)、吉野作造賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カラコムル711

1
石橋湛山や清沢洌を先達としているように思える氏の外交史である。簡にして要を得ていて本質を穿つ氏のするどい論述に感心する。全体にそんなに難しいことは書いて無いが、マクマリ・メモランダムの論考が初見だし難しい。最後の短い太平洋戦争の論考は冴えている。全体に「戦争と外交」を本格的に考える人には必読の書だ。 2016/05/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9766851
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。