出版社内容情報
日英両帝国の膨張・対立とアジアの対応という視点から、戦争への道を捉え直す。
目次
第1部 日英両帝国の膨張・対立と戦争への道(汎アジア主義における「インド要因」―日本帝国経済再編とディアスポラによる反英の論理;帝国経済の対立と宥和―日印会商をめぐる日英印の三国関係;帝国と介入―ヨーロッパとアジアにおけるイギリスの国際金融政策)
第2部 アジアの論理と戦争の世界化(拡散する帝国ネットワーク―廈門における台湾籍民の活動;日本帝国の膨張と朝鮮知識人―東亜協同体論と内鮮一体論をめぐって;世界化する戦争と中国の「国際的解決」戦略―日中戦争、ヨーロッパ戦争と第二次世界大戦)
著者等紹介
石田憲[イシダケン]
1991年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得満期退学、博士(法学)。千葉大学法経学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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