マハッラの実像―中央アジア社会の伝統と変容

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  • サイズ A5判/ページ数 368p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130301398
  • NDC分類 361.7
  • Cコード C3031

出版社内容情報

中央アジアの伝統的近隣コミュニティ「マハッラ」を定義づけ,その特徴を実態調査から詳細に分析する.都市によってあり方,住民間の関係が複雑な現状と,ソビエト政権成立前後,そして崩壊によって変容をとげる地域社会を通して,都市の歴史とともに発展してきたマハッラの役割の将来像を描く.

目次

1 マハッラの歴史的背景
2 伝統的なマハッラ社会の実像
3 行政の民営化?―国家のマハッラ政策
4 マハッラにおける支持基盤―世論調査からみたマハッラ
5 マハッラ代表像―選出、イメージ、現状と課題
6 マハッラと人権
7 民主主義と権威主義の間で―フェルガナ州のマハッラの事例から
8 マハッラと共存する他の組織

著者等紹介

ダダバエフ,ティムール[ダダバエフ,ティムール][Dadabaev,Timur]
1975年ウズベキスタン、タシケント生まれ。1995年世界経済外交大学国際関係学部卒業(ウズベキスタン)。1998年立命館大学大学院国際関係研究科修士課程修了。2001年立命館大学大学院国際関係研究科博士号取得。2002年国立民族学博物館、日本学術振興会特別研究員。2004年東京大学東洋文化研究所助教授。東京大学東洋文化研究所客員助教授。Cambridge University(UK),Jesus College,Visiting Fellow Oxford Center for Islamic Studies(UK),Imam Al‐Bukhari Scholar(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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