公共哲学叢書
政治哲学へ―現代フランスとの対話

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  • サイズ A5判/ページ数 220,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130301336
  • NDC分類 311.1
  • Cコード C3031

出版社内容情報

現代フランスにおける政治哲学の復権の意義を問い,「政治」「デモクラシー」「権力」「人権と市民権」「国勢」「共和主義と自由主義」についての新たな理論的地平を開く.さらに日本における政治哲学の可能性をさぐり,発展をめざす. 

内容説明

フランスにおける政治哲学の復権の意義を問い、「政治」「デモクラシー」「権力」「人権と市民権」「国制」「共和主義と自由主義」についての新たな理論的地平を開く。さらに日本における政治哲学の可能性をさぐり、その発展をめざす。

目次

第1部 現代フランス政治哲学の位置づけ(現代世界の中のフランス政治哲学;政治哲学復活への道のり)
第2部 諸概念の検討(「政治」から「政治的なるもの」へ;歴史の中のデモクラシー;内向する権力論;人権と市民権の間;新しい国制論;共和主義と自由主義)

著者等紹介

宇野重規[ウノシゲキ]
1967年東京生まれ。1991年東京大学法学部卒業。1996年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。千葉大学法経学部助教授、フランス社会科学高等研究院客員研究員を経て現在、東京大学社会科学研究所助教授、博士(法学)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

左手爆弾

3
現代フランス政治哲学を通覧してくれるという意味ではとても良い。未邦訳の書物の紹介もたくさんしてくれる。その意味では大変ありがたいのだが、基本的に研究ノート的に書き連ねているので、あまり内容豊かとはいえない。筆者自身の偏りがあるとあとがきでも述べられていて、それはそうなのだろうが、筆者自身の立場が明確に述べられるわけでもない。なお、フランスの政治哲学は、ルソーの主権論的な語り方から脱し、実際のありように接近する途をとっているのが、おおまかな構図であるようだ。2014/10/31

Daimon

0
大変わかりやすくまとまっていた。2017/02/24

manmachine

0
あまり内容がない。2010/01/03

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