歴史に向きあう―未来につなぐ近現代の歴史

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歴史に向きあう―未来につなぐ近現代の歴史

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130263504
  • NDC分類 209.6
  • Cコード C3021

出版社内容情報

歴史問題の解決につながるための「歴史の共有」はいかに実現するのか.歴史解釈,歴史的事実,歴史史料の三つの側面を取りあげ,それらに向き合うことを通して歴史学の真髄に迫る.歴史を対立の火種にするのではなく,和解の糧にするための歴史学入門書.

内容説明

「歴史とはなにか」―近現代実証史家による新しい歴史研究入門書。

目次

第1部 歴史を歴史にする―対立の火種から和解の糧へ(昭和戦前期の歴史にどのように向きあってきたのか―「戦争の構造」と「歴史の構造」をめぐって;再び昭和戦前期の「戦争の構造」を考える;歴史と和解―「歴史」の「政治化」から「歴史」の「歴史化」へ)
第2部 歴史の記憶と記録を継承する―国内外における歴史の共有に向けて(デジタル・アーカイブがすすめる歴史史料の共有―アジア歴史資料センターの設立と役割;歴史を知り、学ぶ場としての歴史博物館―舞鶴引揚記念館とユネスコ世界記憶遺産)
第3部 歴史を記録し史料とする―公文書、私文書、証言記録(歴史史料としての公文書―占領期までの外交記録の残り方;歴史史料としての日記;文書史料とは異なる歴史史料―オーラル・ヒストリーとしてのGHQ歴史課陳述録)
歴史を紡ぎ編む
おわりにかえて―歴史と時間

著者等紹介

黒沢文貴[クロサワフミタカ]
1953年東京都生まれ。1976年上智大学文学部史学科卒業。1984年同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。1992年宮内庁書陵部編修課主任研究官。現在、東京女子大学現代教養学部教授、外務省「日本外交文書」編纂委員、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

20
本書は以下の三つの視点から成り立っている。①歴史認識と和解に関する問題、②歴史の記憶と記録の継承の問題、③歴史史料のあり方や信憑性の問題。①に関して、近隣国との「歴史解釈の共有」が非常に困難なこの時代に、真摯な相互理解の必要性を訴える著者の心意気は素直に受け止めたい。和解は無理だと突き放すのは簡単ではあるが、あえて茨の道を突き進む。◇③に関して、「文書史料とは異なる歴史史料」として、歴史研究の心構えや入門書的なことが書かれているが、ここは一読者としても大いに参考になった。2021/03/02

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