中世王権と王朝儀礼

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  • サイズ A5判/ページ数 413,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130262187
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C3021

出版社内容情報

天皇のもとで行われた多様な行事の裏に、儀礼を利用する寺院、貴族等の意図があった。それぞれの思惑と揺れ動く王権の実像に迫る。

目次

第1部 非公家沙汰諸国所課と貴族社会―慣行から「制度」へ(摂関家・上皇・皇族による諸国所課;大臣大饗の非公家沙汰諸国所課;五節舞姫献上・春日祭使の経営と諸国所課)
第2部 儀礼運営のしくみ―仏事を素材に(天皇家王権仏事の運営形態;御斎会・「准御斎会」の儀礼論;天皇家御願寺の執行・三綱)
第3部 王朝仏事の事件史(摂関期の天皇家王権仏事―天皇家王権仏事の事件史(その一)
院政期の天皇家王権仏事―天皇家王権仏事の事件史(その二)
摂関家仏事の展開
鎌倉中後期の天皇家王権仏事―天皇家王権仏事の事件史(その三))

著者等紹介

遠藤基郎[エンドウモトオ]
1963年福岡県福岡市に生まれる。1986年東北大学文学部卒業。1993年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。1993年東京大学史料編纂所助手。1996年学位博士(文学)取得(東北大学)。2003年東京大学史料編纂所助教授。現在、東京大学史料編纂所准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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