国宝の政治史―「中国」の故宮とパンダ

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  • サイズ A5判/ページ数 352p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130261562
  • NDC分類 709.22
  • Cコード C3022

出版社内容情報

「中国」はいかに故宮とパンダを国宝化したのか――.その歴史的変遷を追い、政治的役割を明らかにする。

目次

1 中国の近代国家建設と国宝形成(ミュージアム概念の受容―清末中国における「博物館」(一八四〇年代‐一九〇〇年代)
「保護」の思想と歴史の継承―清朝皇室コレクションの「博物館」化(一九〇〇年代‐一九二八)
文物の移動と「国宝」化―南京国民政府による接収と「故宮文物」形成(一九二八‐一九四九)
近代的シンボルの創出―南京国民政府期における「パンダ外交」の形成(一九二八‐一九四九))
2 分断国家の国宝をめぐる中台関係の展開(国際冷戦体制下の文化内戦―故宮文物をめぐる国共対立の展開(一九四九‐一九七二)
文化内戦の脱冷戦化と国際レジーム化―中華人民共和国による「パンダ外交」の継承(一九四九‐二〇一一)
分断の解消、肯定、迂回をめぐる力学―「台湾化する台湾」における中国国宝問題(一九七二‐二〇一六))

著者等紹介

家永真幸[イエナガマサキ]
1981年東京都生まれ。2004年東京大学教養学部卒業。2012年東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。現在、東京医科歯科大学教養部第二外国語分野准教授。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さとうしん

7
大陸でのパンダの国宝化と、主に台湾での故宮文物の国宝化が、ともに対外的主権の確立や「一つの中国」論と密接に関わるなど、パラレルな関係にあるという観点からの議論。この二つを結びつけるという発想は面白いが、両者の個別の議論、特に「ふたつの故宮」をめぐる議論がやや薄く感じられてしまったのが残念。2017/10/28

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