出版社内容情報
経済・流通都市として特徴づけられる大坂．武家地の比重が限定的である一方，町人や宗教者など諸身分が複合的に織りなし，豊臣期の時代から巨大化を遂げるその変遷を，道頓堀といった外延部にも着目しながら，江戸・京都との関係性を視野に総体的に考察する．
内容説明
複合的な関係性が織りなす都市を考察する最新のアプローチ。
目次
近世へ
１ 権力と社会
２ 町方の社会
３ 民衆世界の諸相
三都を結ぶ
周縁へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アメヲトコ
3
2019年刊。三都論集シリーズの一冊。大坂の武家地・町人地・寺院や神社・遊所・かわたや非人の集住地などについて最新の成果が提示されます。内容的には興味深かったですが、読みやすさには一切配慮はなく、また地名などは土地勘がないと分かりづらく、もう少し詳しい地図が欲しくなりました。2022/07/06
Ryuji Saito
0
2021年１２冊目。 2021/04/23
