内容説明
20世紀後半、世界と結びあう時代へ。国際的緊張のなか内外情勢にゆれ動く国家と個人。国境を越え、地域の全体像を描き出す。
目次
総論 全球化の奔流と主体としての中国
第1部 政治システムと政治過程(社会主義下の党・国家と社会;大陸と台湾の一党独裁システム;戦後の国際環境と外交;近代法制の形成過程)
第2部 思想と文化の空間(リベラリズムとナショナリズム;言論・出版の自由)
第3部 社会経済と民衆(近代的企業の発展;農村社会からみた土地改革;生殖コントロールとジェンダー;統制と開放をめぐる経済史)
著者等紹介
飯島渉[イイジマワタル]
1960年生。青山学院大学文学部教授
久保亨[クボトオル]
1953年生。信州大学人文学部教授
村田雄二郎[ムラタユウジロウ]
1957年生。東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。