文化都市 寧波

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  • サイズ A5判/ページ数 282,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130251426
  • NDC分類 220
  • Cコード C1321

出版社内容情報

前近代の東アジアの経済的・文化的中心地、寧波(ニンポー)の歴史的役割を、記録され受け継がれてきた史料から明らかにする。

上海の南に位置する寧波(ニンポー).宋代において,交通の要,また文化・情報の発信源として東アジアの中心的存在であったこの港町には,圧倒的に多くの史料が残る.「記録」はなぜつくられ,残されてきたのか.その経緯に着目しながら,海域交流において寧波が果たしてきた役割を明らかにする.

プロローグ 「文化都市 寧波」という視点
第I部 書物がつくる文化
一 天一閣蔵書楼とは何か
二 寧波の郷土史料『四明叢書』
三 語り継がれる記憶と寧波の地方志
四 思想家の言葉はどのようにして書籍に定着したのか――王陽明を一例として
コラム 「中国のルソー」を育んだもの
第II部 知識人たちの記憶と記録
一 王朝をこえて――宋元交代期の碑刻の書き手たち
二 豊氏一族と重層する記憶
三 思想の記録/記録の思想――寧波の名族・万氏について
四 寧波という磁場と文学者たち
コラム 江戸文化と朱舜水
第III部 場と物が織りなす記憶と記録
一 石に刻まれた処方箋
二 墓地をめぐる記憶と風水文化
三 文化を支える経済のはなし
コラム 東銭湖墓群と史氏
コラム 寧波の英雄・張煌言

【著者紹介】
小島 毅:東京大学大学院人文社会系研究科教授

内容説明

「記録」がつくる文化。東アジア有数の情報発信地だった寧波。この港町に残された書物や石碑は何を語ろうとしているのか。蓄積された知に今こそ耳を傾ける。

目次

第1部 書物がつくる文化(天一閣蔵書楼とはなにか;寧波の郷土史料『四明叢書』;語り継がれる記憶と寧波の地方志;思想家の言葉はどのようにして書籍に定着したのか―王陽明を一例として)
第2部 知識人たちの記憶と記録(王朝をこえて―宋元交替期の碑刻の書き手たち;豊氏一族と重層する記憶;思想の記録/記録の思想―寧波の名族・万氏について;寧波という磁場と文学者たち)
第3部 場と物が織りなす記憶と記録(石に刻まれた処方箋;墓地をめぐる記憶と風水文化;文化を支える経済のはなし)

著者等紹介

早坂俊廣[ハヤサカトシヒロ]
信州大学人文学部准教授。中国哲学

小島毅[コジマツヨシ]
東京大学院人文社会系研究科教授。中国思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぼのまり

1
中国宋代に交通の要、また文化・情報の発信源として東アジアの中心的存在だった寧波で、数多くの記録がつくられ、残されてきたのかを、史料を読み解きながら論じた1冊。アジアの歴史を視点を変えてみるのによい本だと思う。2013/05/22

司行方

0
『伝習録』をはじめとした陽明学のテキストの成立史が詳しい2015/02/13

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