対立と共存の歴史認識―日中関係150年

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対立と共存の歴史認識―日中関係150年

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  • サイズ A5判/ページ数 445p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130230605
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C1020

出版社内容情報

近代日中関係150年のなかで活躍した人物を通じて歴史認識の問題と和解に迫る、歴史研究の最前線。

尖閣諸島,反日デモ,橋下大阪市長の歴史認識の発言,安倍首相の村山談話の見直し…….歴史認識をめぐり日中両国には依然として隔たりがある.本書は,近代日中関係150年のなかで活躍した人物に注目し,近代日中関係史の中にその人びとを位置づけ,新たな視点から歴史認識に迫る,歴史研究の最前線.

はしがき(劉 傑・川島 真)
第1部  日本の中国像、中国の日本像
1章 1880年前後の日中ジャーナリズム論争――琉球併合・アジア・相互イメージ(塩出浩之)  
2章 清末駐日使節団の日本理解――琉球・朝鮮・条約改訂(戴 東陽)
3章 亡国、亡省、亡人――1915年から25年における中国の3回にわたる反日運動の変化(王 奇生)  
4章 戦火での映像と人生――日中全面戦争時の重慶映画と映画人(汪 朝光)
第2部 日中共存への試み・相互認識と期待
5章 中国青年将校の日本陸軍留学体験――蔣介石の高田時代を例として(川島 真)
6章 第1次世界大戦中の「戦後」構想――講話準備委員会と幣原喜重郎(加藤陽子)
7章 日本の中国統治と中国人顧問――関東州・劉心田を事例として(松重充浩)
8章 相反する日本憲政観――美濃部達吉と張知本を中心に(中村元哉)
9章 1950年代における戦争記憶と浅い和解――元日本軍人訪中団を中心に(楊 大慶)
10章 中国の改革開放と大平正芳――第1次円借款を中心として(王 新生)
第3部 対立・断絶のなかの交渉
11章 日中関係のなかの「中国通」外交官――芳沢謙吉・有吉明の時代(劉 傑)
12章 日中戦争初期における中国の対日方針――トラウトマン工作をめぐる孔祥煕の活動を中心として(岩谷 將)
13章 周恩来と日本――人的ネットワークと対日外交の展開を中心に(李 恩民)
14章 高碕達之助と戦後日中関係――日本外交における「政治」から「経済」への転換(加藤聖文)
15章 廖承志と中国の対日「民間」外交(王 雪萍)
16章 「紅い貴族」の民間外交――西園寺公一の役割と機能(馬場公彦)
あとがき
人物紹介
年表

【著者紹介】
劉 傑
劉傑:早稲田大学社会科学総合学術院教授

内容説明

歴史認識は現実の日中関係にさまざまな影響を及ぼしている。この状況をどのように受け入れ、和解を目指すのか。日中の間で苦悩した人々に焦点をあて、未来の日中関係を見つめる。日中の研究者らによる歴史認識研究の新たな視点。

目次

第1部 想像と論理(1880年前後の日中ジャーナリズム論争―琉球併合・アジア・相互イメージ;清末駐日使節団の日本理解―琉球・朝鮮・条約改訂;亡国、亡省、亡人―1915年から25年における中国の3回にわたる反日運動の変化;戦火での映像と人生―日中全面戦争時の重慶映画と映画人)
第2部 権益と共存(中国青年将校の日本陸軍留学体験―蒋介石の高田時代を例として;第1次世界大戦中の「戦後」構想―講和準備委員会と幣原喜重郎;日本の中国統治と中国人顧問―関東州・劉心田を事例として;相反する日本憲政観―美濃部達吉と張知本を中心に;1950年代における戦争記憶と浅い和解―元日本軍人訪中団を中心に;中国の改革開放と太平正芳―第1次円借款を中心として)
第3部 構想と交渉(日中関係のなかの「中国通」外交官―芳沢謙吉・有吉明の時代;日中戦争初期における中国の対日方針―トラウトマン工作をめぐる孔祥煕の活動を中心として;周恩来と日本―人的ネットワークと対日外交の展開を中心に;高碕達之助と戦後日中関係―日本外交における「政治」から「経済」への転換;廖承志と中国の対日「民間」外交;「紅い貴族」の民間外交―西園寺公一の役割と機能)

著者等紹介

劉傑[リュウケツ]
早稲田大学社会科学総合学術院教授。1962年生まれ。93年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。早稲田大学社会科学部専任講師、同助教授を経て2003年より現職

川島真[カワシマシン]
東京大学大学院総合文化研究科准教授。1968年生まれ。97年東京大学大学院人文社会系研究科単位取得退学。博士(文学)。北海道大学法学部助教授を経て、2006年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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陽香

2
201308232019/03/21

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