1945年の歴史認識―「終戦」をめぐる日中対話の試み

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1945年の歴史認識―「終戦」をめぐる日中対話の試み

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130230568
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C1020

出版社内容情報

好評を博した『国境を越える歴史認識』につづく日中若手研究者による歴史認識研究の最前線。日中同時出版。

内容説明

敗戦を機に起こった、日本・中国大陸・台湾・満洲にいた人々の移動―この移動によって、人々の体験・経験が戦後の歴史認識にどんな影響を与えたか?日中若手研究者による気鋭の論考。

目次

第1部 「終戦」という時代認識(終戦と日本の責任認識問題―蒋介石政府と汪兆銘政府をめぐつて;過去の浄化と将来の選択―中国人・台湾人留学生;満洲体験の精神史―引揚の記憶と歴史認識)
第2部 「終戦」とねじれる歴史感覚(虹口集中区の日本人たち―上海日本人居留民の送還と処置;中国に留まる日本人技術者―政治と技術のあいだ)
第3部 「終戦」と遺された人々(「ヒト」の移動と国家の論理―後期集団引揚の本質と限界;中国残留日本人―自国本位の歴史認識を超えて;留日学生の選択―「愛国」と「歴史」)
第4部 歴史認識問題の現在―日中米からの提案(国境を越え、同時に歴史を研究するということ―『国境を越える歴史認識:日中対話の試み』を読んで;中日歴史認識問題の多元性―中国学者の思考と模索;歴史認識の現在:2008)

著者等紹介

劉傑[リュウケツ]
早稲田大学社会科学総合学術院教授(近代日本政治外交史)。1962年中国・北京生まれ。93年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。早稲田大学社会科学部専任講師、同助教授を経て2003年から現職。主要著書:『日中戦争下の外交』(吉川弘文館、1995年、大平正芳記念賞)など

川島真[カワシマシン]
東京大学大学院総合文化研究科准教授(アジア政治外交史)。1968年東京生まれ。97年東京大学大学院人文社会研究科単位取得退学。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員を経て、98年北海道大学法学部助教授。2006年より現職。主要著書:『中国近代外交の形成』(名古屋大学出版会、04年、サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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