出版社内容情報
現代に歴史を伝え、人々の記憶や政治の状況を象徴する記念碑を丹念に読み解き、ドイツ近現代史から歴史学を問い直す。図版多数。
革命の長い19世紀から,二度の世界大戦が起こった20世紀,そして冷戦を経た現代まで,人びとの記憶や政治の状況を象徴する記念碑を丹念に分析する.栄誉を讃える像や塔,そして戦争やナチズムの犠牲者の碑と,多様な「史料」を読み解き描き出すドイツ近現代史.図版多数.
序章 記念碑の歴史学
第一章 中欧の二つの帝国――長い一九世紀(一七八九―一九一四)その1
第二章 ドイツの表象=国民的記念碑――長い一九世紀(一七八九―一九一四)その2
第三章 第一次世界大戦と戦没兵士の記念碑――現代の三〇年戦争(一九一四―一九四五)その1
第四章 ナチズムとドイツ表現派――現代の三〇年戦争(一九一四―一九四五)その2
第五章 三つの国家の「過去の克服」と記念政策――「第二次世界大戦とナチズム」後(一九四五―一九九〇)
第六章 記念碑論争――「一九九〇年のドイツ統一」後
終章 ドイツ・デンマ―ク国境の記念碑
【著者紹介】
松本 彰:新潟大学人文学部教授
目次
序章 記念碑の歴史学
第1章 中欧の二つの帝国―長い一九世紀(一七八九‐一九一四)その1
第2章 ドイツの表象=国民記念碑―長い一九世紀(一七八九‐一九一四)その2
第3章 第一次世界大戦と戦没兵士の記念碑―現代の三〇年戦争(一九一四‐一九四五)その1
第4章 ナチズムとドイツ表現派―現代の三〇年戦争(一九一四‐一九四五)その2
第5章 三つの国家の「過去の克服」と記念政策―「第二次世界大戦とナチズム」後(一九四五‐一九九〇)
第6章 記念碑論争―「一九九〇年のドイツ統一」後
終章 ドイツ・デンマーク国境の記念碑
著者等紹介
松本彰[マツモトアキラ]
1948年東京都に生まれる。1973年早稲田大学第一文学部卒業。1975年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、新潟大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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