日本近代史への視座

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  • サイズ A5判/ページ数 331p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130201377
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C3021

出版社内容情報

日本近代史研究を戦後一貫して主導してきた著者が、研究の出発点となった論文をはじめ、その後の旺盛な研究活動の原点を振り返り、近代史研究の今後の視座を示す。

内容説明

本書は、著者がこれまでに発表してきた自由民権・地方自治・日本資本主義に関する小論文・講演記録等のうち、研究視点をよく表現していると思われるものを選んで、一冊に取りまとめたものである。

目次

第1章 自由民権運動の現代的意義(自由民権運動の今日的意義;福島県の「立県」と自由民権 ほか)
第2章 地方自治―二つの路線の交錯(二つの地域開発路線の交錯;自由民権運動と地方自治 ほか)
第3章 日本資本主義の構造と段階(百姓一揆の重層構造;地租改正と諸階級 ほか)
付章 近代地方史料論(近代地方史料論の必要性;近代史の編さんと史料保存 ほか)
付録 回想・追悼(福島時代の小林さん;伏黒村調査と古島さん ほか)

著者等紹介

大石嘉一郎[オオイシカイチロウ]
1927年福島県に生まれる。1950年東京大学経済学部卒業。1950~63年福島大学経済学部に勤務。1963~88年東京大学社会科学研究所に勤務。1988~2000年明治学院大学経済学部に勤務。現在、東京大学名誉教授、明治学院大学名誉教授
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