出版社内容情報
どのような職務特性や組織風土を整備すれば,性別ダイバーシティは職場のメンバーに好ましい心理的影響を与えることができるのか.コンテクストに注目し,機会平等の段階や状況の異なる複数企業の調査・分析から,日本型ダイバーシティ・マネジメントをめざす知見を提供する.
目次
第1章 日本の性別ダイバーシティに関する課題
第2章 「ダイバーシティ」とは何か―その定義と分析
第3章 性別ダイバーシティに適した組織とは
第4章 実証研究の方法―企業間の比較と共通点・相違点
第5章 ダイバーシティと「日本的職務特性」の相性
第6章 ダイバーシティと組織風土の相性
第7章 日本型「ダイバーシティ・マネジメント」に向けて
著者等紹介
正木郁太郎[マサキイクタロウ]
2012年東京大学文学部行動文化学科卒業。2017年東京大学大学院人文社会系研究科博士後期課程修了、博士(社会心理学)。現在、東京大学大学総合研合教育研究センター特任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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