儒教入門

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  • サイズ B6判/ページ数 233,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130131506
  • NDC分類 124.1
  • Cコード C1010

出版社内容情報

東アジアの思想文化の基層である儒教。その成り立ちから現代までを包括的に論じた入門書。儒教入門の決定版。読書案内を付す。

2500年以上にわたり,東アジアでの共通の思想文化の規範でありつづける思想.西洋思想が流入した現代においても,少なからず影響を及ぼしている.本書は,その成り立ちから,中心概念である天,「修己治人」,「経学」等を俯瞰し,儒教の現代的意義までを詳述する.儒教の構造を平易に解説した画期的なテキスト.

1 儒教とは何か
2 儒教道徳
3 儒教における天の意味
4 儒教の基本型
5 儒教的人格
6 儒教の規範
7 儒教の社会観・政治観
8 儒教の地域的・時代的変容
9 現代における儒教
読書案内

【著者紹介】
土田健次郎:早稲田大学文学学術院教授

内容説明

2500年にわたり、東アジアの人々の心の基盤でありつづける思想、その成立から教義・道徳・社会/政治観・歴史的意義まで幅広く解説し、儒教の全体像、儒教の構造を平易に解説した画期的なテキスト。

目次

1 儒教とは何か
2 儒教道徳
3 儒教における天の意味
4 儒教思想の基本型
5 儒教的人格
6 儒教の規範
7 儒教の社会観・政治観
8 儒教の地域的/時代的変容
9 現代における儒教

著者等紹介

土田健次郎[ツチダケンジロウ]
1949年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学、博士(文学)。現在、早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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大森黃馨

5
ふと疑問を抱く支那に於いて儒学的学門はあれど果たして西洋の如く数学なり科学物理的な分野の学問はどれだけ発展させていたのだろうかもしかしたらそれ程のレベルではなかった→儒学のような人文的なものと科学数学的なものが無理なく混在している世界のイメージを抱くに至ってはおらずそれ故に清朝後半からの外国勢力の侵入を許しかつ第二次世界大戦後に至るまでの混乱期を招いてしまったのではないかと仮説する(自分は昔から東洋史はどうしても感情移入出来ず苦手だったのでそこらへんもどうもよく分からない…) 2023/01/10

ひろし

4
日本最後の儒者と評される、土田健次郎氏による儒教概説書。儒教の概説書を通読したのはこれが初めてだったからか、特に違和感なく読み進めることができた。最も印象に残ったのは「孝」。君を諫める時は三度諫めても君が諫言を受け入れなかった時は君の下を去る。父を諫める時は三度諫めても父がこれを聞き入れなかった時は、号泣して父に従う。君臣関係より父子関係に重きを置くのが中国儒教史を貫く教えである。等々。やはり概説書をおもしろくわかりやすく書くのはそれなりの教養が備わっているためだろう。氏の博覧強記ぶりを随所に感じられた。2012/01/26

kawasaki

3
大学の講義で「適切なテキストがなかった」ことから編まれた由の、タイトルにふさわしい一冊。種々の概念についての解説、時代や地域ごとの発展の違い(儒教と一口に言っても非常に幅がある)などがつかめる。巻末でも紹介されているとおり儒教を論じる本は多いが、読者がある程度「儒教」のイメージを持っていることを前提にしているように思う。その土台部分を知るのによい。ただ、大学で「儒教入門」という講義を取ろうという程度の関心は求められるだろうか。更に懇切丁寧であってもと思うし、図版等が補充されてもよかったのではと思う。2017/10/04

kenitirokikuti

2
六、儒教の規範/1.経書/(2)代表的な経書 /3.『詩経』 国風(各地の民謡)には明らかな恋愛詩(まぁ、艶歌やね)があり、どうこじつけても道徳的解釈することは不可能なので、「美刺(びし)の旨」(淫乱性をそしる意図)が含まれているとした。朱熹はそれは恋愛詩と認めたうえで、読み手次第とした。2017/08/11

kenitirokikuti

2
九.現代における儒教/近現代における儒教批判は、反平等主義と反自由主義が中心である。一君万民下での平等を前者への対案とするのは弱い。後者はより根本的な反論で、朱子学の「一物一理」(ひとつの状況にはひとつの道理しかない)は自由主義と合致しない/(新)儒教が教育に果たした面は評価に値する。だが、現代社会が儒教が存立する前提を大きく欠いていることについてどう考えるのか。王者がいない。また一人っ子政策下で「悌」が成り立たない。2017/08/11

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