出版社内容情報
イスラムの全体像を理解するうえで定評ある入門書を、あらたに山内昌之氏(東京大学名誉教授)の解説を付し、新装復刊する。
イスラムはなによりもまず宗教であり,その宗教としての本質を見失っては,イスラム社会の綜合的な把握は出来ない.本書は,聖典,預言者,共同体など宗教上の重要な個々のトピックについて語りながら,イスラムの全体像を浮び上らせようと試みる.新装復刊にあたり,山内昌之氏(東京大学名誉教授)の解説を付す.
第一章 聖典――コーラン
第二章 預言者――ムハンマド
第三章 共同体――ウンマ
第四章 「異端」――ハーリジー派とシーア派
第五章 聖法――シャリーア
第六章 神学――カラーム
第七章 政治――スィヤーサ
第八章 神秘主義――スーフィズム
第九章 むすび――近代への序曲
解説(山内昌之)
新装版あとがき
【著者紹介】
中村廣治郎:東京大学名誉教授・桜美林大学名誉教授
内容説明
近代までの歴史を中心にイスラムの基本思想を解説。そこから現代イスラムが抱える問題を照らしている点に大きな特徴がある。
目次
第1章 聖典―コーラン
第2章 預言者―ムハンマド
第3章 共同体―ウンマ
第4章 「異端」―ハーリジー派とシーア派
第5章 聖法―シャリーア
第6章 神学―カラーム
第7章 政治―スィヤーサ
第8章 神秘主義―スーフィズム
第9章 むすび―近代への序曲
著者等紹介
中村廣治郎[ナカムラコウジロウ]
1936年福岡県に生れる。1960年東京大学文学部宗教学科卒業。1970年米国ハーバード大学大学院博士課程修了、哲学博士(Ph.D.)。1987年東京大学文学部教授。1997年同大学定年退官、桜美林大学国際学部教授。2007年同大学定年退職。現在、東京大学名誉教授、桜美林大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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