知のオデュッセイア―教養のためのダイアローグ

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知のオデュッセイア―教養のためのダイアローグ

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130130264
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1010

出版社内容情報

【詳細目次】
サイエンスの海へ
前奏 駒場の大きな樹の下で夕陽を浴びながら
第1歌 帰還への漂流
第2歌 花粉と中性子星、あるいは暗黒エネルギーと神
第3歌 プラトン滅びず、あるいは「数」と「次元」
第4歌 ライプニッツの千年、あるいは「個体」と「普遍」
第5歌 豆腐で原子をつくる? あるいは世界咲き出でるDブレーン
第6歌 ガブリエルはいつやって来る? あるいは複素数の方へI
第7歌 電子顕微鏡のなかのエクリチュール、あるいは複素数の方へII
第8歌 キュクロプス的遭難、あるいは〈表象の光学〉の運命
第9歌 ヘラクレイトスになる、あるいは思考の漂流教室
第10歌 表裏逆転ディフェランス、あるいは眼の誕生
第11歌 ディフェランスふたたび、あるいは卵の回転
第12歌 見えないものを見る、あるいは物質と情報
第13歌 計算する生命、あるいはATCGで書かれたCity
第14歌 優しい空虚、あるいは「Open the ears!」
第15歌 樹花鳥獣、あるいは「いいかげんさ」の普遍性
第16歌 如月の稲妻、あるいはアクティヴィストKのカオス的遍歴
第17歌 ブリコラージュ的生命、あるいは「ええかげん」の普遍性ふたたび
第18歌 クラス4からの革命、あるいはルービック・キューブの不安
第19歌 生命の形、あるいはたんぱく質の哲学の方へ
第20歌 北の明るい森へ、あるいは水よ! 木よ!
第21歌 階層構造の科学,あるいは海に向かって《水切り》
第22歌 ポセイドンの逆襲、あるいはニューロンの詩学
第23歌 もうひとつのend、あるいはブエノスアイレスの休日
第24歌 エピローグ、あるいは「前夜」への帰還

アートの空へ
1-達人とは「会う力」である
2-ミラノ・プラダ夫人宅での天心茶会
3-モネと吉田喜重
4-コスモ・ガーデンでトークする
5-極限を見るジャコメッティの眼差し
6-夢・神・竜――《夏の思考》3題
7-「月」に向かって――再生の儀礼を創造する
8-未完成の崇高さについて(1)
9-未完成の崇高さについて(2)
10-月があってよかった!
11-〈色〉をキーワードに10年! 「i(愛)とe(善)の彼方へ」
12-アート、生きることの激しさとその幸福

返歌 あとがき、あるいは「カオス的理性」の初心

内容説明

本質的他者との対話への準備がないものは大学を去れ!―時に創造的に介入し、また偶然に導かれて、「出会う」力とは。自らの枠を超えて呼びかけに応答し、「人間についての新しい思考」を模索する旅を綴り、「知」のアクティヴィストとしての本領を存分に発揮したエッセー。

目次

サイエンスの海へ(駒場の大きな樹の下で夕陽を浴びながら;帰還への漂流;花粉と中性子星、あるいは暗黒エネルギーと神;プラトン滅びず、あるいは「数」と「次元」 ほか)
アートの空へ(達人とは「会う力」である;ミラノ・プラダ夫人宅での天心茶会;モネと吉田喜重;コスモガーデンでトークする ほか)

著者等紹介

小林康夫[コバヤシヤスオ]
1950年東京生まれ。東京大学大学院人文系研究科博士課程修了。パリ第10大学テクスト記号学科博士号取得。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専門、表象文化論・現代哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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「デカルト的理性」から「カオス的理性」へのパラダイム・シフト.「極度に専門化し,技術化した自然科学の先端を少しでも『人間』のほうに取り戻せる契機があるかどうか,そして逆に,近代を支配した『人間』についての考え方そのものを根本的に見直す契機があるかどうか」――「知を愛するもの」である小林康夫先生が,その実存の中で問い続ける「知」をめぐる問い. 2014/07/07

Kenji Suzuya

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かなり久しぶりの再読。ふらふら出かけた旅先で、ふらふらと漂流する小林康夫を読むという。前回は気づかなかった刺激がたくさんあり、この本にまたまた頭をかき回されようとは。2012/09/18

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