出版社内容情報
スーパーグローバル大学の要件とは何か――いま「日本の」大学に求められる具体的な留学生支援のあり方を探る。政策と連動して進められてきた留学生受け入れの実態と,支援体制の歩みをふまえた上での,留学生相談の現場からの提言.アンケート調査から実践事例,インタビュー研究まで,様々な次元・側面から得られたデータを統合して,「日本の」大学に求められる支援のあり方を探る.
序(下山晴彦)
はじめに
第1章 大学の国際化と学生支援の課題
第2章 日本の留学生受け入れと留学生支援の展開
第3章 留学生支援の拡充に向けた研究の動向
第4章 学生相談の中の留学生相談――実態調査(研究1)からみる留学生支援体制の現状
第5章 学生相談従事者からみた留学生――実態調査(研究2)を踏まえた留学生対応の課題
第6章 なぜ留学生は学生支援サービスを利用しないか――質問紙調査(研究3)から障壁要因を探る
第7章 留学生支援サービスの実践事例――利用者データ分析(研究4)によるニーズの把握と対応
第8章 留学生と学生支援サービスをつなぐ視点――質的研究(研究5)によりサービス利用のモデルを生成する
第9章 多様性に対応した学生支援サービスの姿
第10章 キャンパスの国際化とは何か――学生支援サービス構築の視点から
初出一覧
引用文献
Appendix
あとがき
索引
Campus Internationalization and Counseling Service for International Students : Developing Culturally Competent Services for Students
Akiko ONISHI
大西 晶子[オオニシ アキコ]
大西 晶子
大西晶子:東京大学国際本部国際センター准教授
目次
第1章 大学の国際化と学生支援の課題
第2章 日本の留学生受け入れと留学生支援の展開
第3章 留学生支援の拡充に向けた研究の動向
第4章 学生相談の中の留学生相談―実態調査(研究1)からみる留学生支援体制の現状
第5章 学生相談従事者からみた留学生―実態調査(研究2)を踏まえた留学生対応の課題
第6章 なぜ留学生は学生支援サービスを利用しないか―質問紙調査(研究3)から障壁要因を探る
第7章 留学生支援サービスの実践事例―利用者データ分析(研究4)によるニーズの把握と対応
第8章 留学生と学生支援サービスをつなぐ視点―質的研究(研究5)によりサービス利用のモデルを生成する
第9章 多様性に対応した学生支援サービスの姿
第10章 キャンパスの国際化とは何か―学生支援サービス構築の視点から
著者等紹介
大西晶子[オオニシアキコ]
1997年東京大学教育学部卒業。1999年東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。2005年東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。博士(教育学)・臨床心理士。東京大学留学生センター講師、同・国際本部国際センター本郷オフィス講師を経て、東京大学国際本部国際センター本郷オフィス准教授(2013年~)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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