出版社内容情報
電子情報の「爆発」の中で，人間関係やコミュニティはどう作られ，どう変わるのか．私たちは何にリアリティを感じるのか．パソコン通信，インターネットの発展を踏まえ，ユーザを対象にした豊富な調査データの分析から問う．
内容説明
パソコン通信、インターネット（ＷＷＷ）など電子情報の爆発！その中で、人間関係やコミュニティはどう作られ、どう変わるのか？何にリアリティを感じるのか？調査データから問う。
目次
第１部 電子ネットワーキング世界のランドスケープ（電子ネットワーキングと集団形成の論理；カスタマイズ・メディアと情報の「爆発」；電子ネットワーキングの社会的リアリティ）
第２部 パソコン通信世界の展開（ネットワークへの参入；ネットワークは爆発する；イメージとしてのネットワーク世界；ネットワークと現実世界）
第３部 ＷＷＷとインターネット（ネットに分散、ネットでリンク；現実へと開放されたネットワーク）
第４章 ネットワーク予備軍（ネットワークへの入口をめざして）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
1
中山文庫除籍本。もったいない。まだＩＴ革命の前の本なので、今、同じ書名で書いても面白い本が書けそうな気がした。特に、ＳＮＳやフェイスブック、ツイッターやミクシーが台頭したからである。2012/11/13
oritako
0
読み直した。1990年代中盤の、パソコン通信からWebにコミュニケーションが移行しつつある時代の研究。現在のSNSにつながる考察もあり、改めて面白い。2019/07/29
