数論・論理・意味論 その原型と展開―知の巨人たちの軌跡をたどる

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  • サイズ A5判/ページ数 736p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130101356
  • NDC分類 104
  • Cコード C3010

内容説明

数とは何か?論理は数論とどう関係し、数論や論理は、ことばの意味とどう関係するのか?

目次

序論 数論・論理・メタ数学の誕生と真理論・意味論の展開
第1部 論理主義の誕生と現代論理学の創始―デデキント、ブール‐シュレーダーからフレーゲへ(デデキントの数論―論理主義の一つの出発点;ブール‐シュレーダーの論理代数的論理主義;フレーゲの論理主義―「判断優位説」と「文脈原理」;ラッセルの論理主義と知識論抄)
第2部 数学基礎論とメタ数学―ヒルベルトからゲーデルまで(ヒルベルトの数学基礎論―メタ的形式主義への歩み;完全性前史―ポスト‐ヒルベルト‐ベルナイスとヒルベルトの問題提起;ゲーデルの完全性定理および不完全性定理への予示;不完全性定理の概要)
第3部 真理・モデル・意味論の誕生と展開―タルスキの真理論とモデル理論(タルスキの真理定義―メタ理論の構築;内包的意味論の展開―カルナップ・チャーチ・モンタギュからクリプキ・カプランへ;直接指示、意味、信念;フレーゲ再考―意味・意義・真理;補論1 言語と哲学―言語的転回の射程;補論2 ことばと信念序説―デイヴィドソンとダメットを手引きに)

著者等紹介

野本和幸[ノモトカズユキ]
1939年東京都生まれ。1958年埼玉県立浦和高校卒業、1962年国際基督教大学卒業。1964年京都大学大学院文学研究科・西洋近世哲学史修士課程修了、1967年同博士課程単位取得退学。1988年文学博士(「フレーゲの言語哲学」、京都大学)。1967年茨城大学文理学部・教養部専任講師、同助教授(1970‐1978年)、同教授(1978‐1984年)、1977‐1978年ACLS(全米学術協会)招聘研究員(UCLA哲学部研究員)、1979‐1980年フンボルト財団招聘研究員(ゲッティンゲン大学哲学部研究員)、1985‐1991年北海道大学文学部哲学科西洋哲学(現代哲学)教授、1991‐2001年東京都立大学人文学部哲学科教授。1991‐1992年フンボルト財団ヨーロッパ研究員(コンスタンツ大学、オックスフォード大学各哲学部研究員)、2001‐2010年創価大学文学部教授。現在、東京都立大学名誉教授・創価大学名誉教授。主要学会活動:日本科学哲学会会長(2000‐2005年)、科学基礎論学会理事(1993‐2010年)、日本哲学会(委員1996‐2007年)、LMPS(理事1995‐1999年)他。専門:論理・言語・数学の哲学の歴史的・体系的研究(カント、フレーゲ、デデキント、ヒルベルト、ゲーデル、タルスキそしてその後)。著書『フレーゲ哲学の全貌―論理主義と意味論の原形』(勁草書房、2012年)で和辻哲郎文化賞受賞。訳書『フレーゲ著作集』全6巻(編・訳+解説、勁草書房、1999‐2002年)で2002年度日本翻訳出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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毒モナカジャンボ

1
数学の危機から多様化する現代真理理論・意味論まで。デデキントの創造的定義、人間精神にとって無限概念が可解であることの奇妙な数学的証明。カントールの数論の完全性証明プログラムに打撃を与えるゲーデルおよびクリプキ。ある言語の無矛盾性は、当の言語内においては証明できず(ゲーデル)有限階層においてはメタ言語によって保証できるが無限階層においては不可能になってしまう(クリプキ)。話はこの辺りで数学から言語哲学に重きを置き始める。フレーゲの意味・意義・表象や思考・判断・主張関連の遺産からどれだけの問題を取り出せるか。2020/02/18

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