評伝 スタール夫人と近代ヨーロッパ―フランス革命とナポレオン独裁を生きぬいた自由主義の母

個数:

評伝 スタール夫人と近代ヨーロッパ―フランス革命とナポレオン独裁を生きぬいた自由主義の母

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 19時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 290,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130101318
  • NDC分類 950.28
  • Cコード C3010

出版社内容情報

独裁に抗い、個人の自由を希求した知的営みと激動の生涯を、著作の綿密な分析を通して跡づける「知性の評伝」。革命勃発時のパリに生き,スタール男爵の妻となったジェルメーヌ――彼女は並々ならぬ情熱で革命に参画し,卓越した政治論を残した.独裁に抗いながら個人の自由を求めつづけたスタール夫人の知的営みとその生涯を,著作の綿密な分析を通して跡づける「知性の評伝」.「近代ヨーロッパ」を問い直す,比類なき挑戦の書.

はじめに

第1章 生い立ち――ルイ16世の大臣ネッケルの娘(1766~89年)

第2章 革命とサロンのユートピア(1789~95年)

第3章 政治の季節(1795~1800年)

第4章 文学と自由主義(1800~10年)

第5章 反ナポレオンと諸国民のヨーロッパ(1810~17年)<br>

あとがき



年譜

図版出典一覧

人名索引



Madame de Stael et la modernite en Europe

Yoko KUDO

工藤 庸子[クドウ ヨウコ]
工藤 庸子
工藤庸子:東京大学名誉教授

内容説明

革命勃発時のパリに生き、スタール男爵の妻となったジェルメーヌ―彼女は並々ならぬ情熱で革命に参画し、卓越した政治論を残した。独裁に抗いながら個人の自由を求めつづけたスタール夫人の知的営みとその生涯を、著作の綿密な分析を通して跡づける「知性の評伝」。「近代ヨーロッパ」を問い直す、比類なき挑戦の書。

目次

第1章 生い立ち―ルイ十六世の大臣ネッケルの娘―一七六六~八九年(母の秘蔵っ子;啓蒙の世紀と女たちのサロン ほか)
第2章 革命とサロンのユートピア―一七八九~九五年(王権の失墜;スタール夫人のサロン(第一期) ほか)
第3章 政治の季節―一七九五~一八〇〇年(選択としての共和主義―『国内平和についての省察』(一七九五年執筆、死後出版一八二〇年)『情念論』(一七九六年)
総裁政府とスタール夫人のサロン(第二期) ほか)
第4章 文学と自由主義―一八〇〇~一〇年(革命の終結と独裁者ボナパルト;『文学論』(一八〇〇年)―「新旧論争」から「南と北の文明論」へ ほか)
第5章 反ナポレオンと諸国民のヨーロッパ―一八一〇~一七年(宗教と哲学とロマン主義―到達点としての「精神の昂揚」;亡命者としてヨーロッパを見る―『追放十年』(死後出版一八二〇年) ほか)

著者等紹介

工藤庸子[クドウヨウコ]
1944年浦和生まれ。1969年東京大学文学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科教授(地域文化研究)、放送大学教授をへて現在、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小谷野敦

3
先だってフランスで出た伝記とかぶらないようにしているのと、六回結婚したといった私的な事柄を書きたくないという気持ちで書いているために、男との関係がよく分からない。前の本の最後にあった、安保法制反対のデモについての記述が最初に出てくるが、王党派の人物の伝記を書くということは、要するに天皇制支持者的な人なんだろうと思った。 2023/01/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11179165
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。