UPコレクション<br> ベトナムの世界史―中華世界から東南アジア世界へ (増補新装版)

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UPコレクション
ベトナムの世界史―中華世界から東南アジア世界へ (増補新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 320,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130065344
  • NDC分類 223.1
  • Cコード C1322

出版社内容情報

ベトナムの近現代の歴史を知るためのわかりやすい基本書に、最新の成果を増補した決定版.

かつて自らを中華帝国の南国と位置付けていたベトナムは,フランス植民地支配やベトナム戦争を経て,冷戦構造が崩壊し,東南アジアの一員としての自覚を見出しつつある.そのナショナル・アイデンティティの展開を,世界史の流れのなかにおいて考える.ベトナムの近現代を知るための基本書.復刊に際して補章を増補した.

本書のねらい
第1章 中華世界の南国
第2章 フランス植民地支配とナショナリズム
第3章 ベトナム史におけるインドシナ共産党
第4章 独立が現実となった時代と「地域国家」ベトナム
第5章 冷戦期の「普遍国家」ベトナム
第6章 「地域国家」への道
補 章 一つの世界の中のベトナム――『ベトナムの世界史』刊行後20年
最近20年間のベトナム史研究の動向
主な参考文献
索引

【著者紹介】
古田 元夫
古田元夫:東京大学名誉教授

内容説明

最新20年間の情勢を補い、新たな研究動向を加えた決定版。

目次

第1章 中華世界の南国
第2章 フランス植民地支配とナショナリズム
第3章 ベトナム史におけるインドシナ共産党
第4章 独立が現実となった時代と「地域国家」ベトナム
第5章 冷戦期の「普遍国家」ベトナム
第6章 「地域国家」への道
補論 一つの世界の中のベトナム―『ベトナムの世界史』刊行後二〇年

著者等紹介

古田元夫[フルタモトオ]
1949年東京に生まれる。1974年東京大学教養学部教養学科卒業。1976年東京大学大学院社会学研究科国際関係論専攻修士課程修了。1990年学術博士(東京大学)取得。東京大学教養学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科教授、同研究科長、東京大学副学長、同図書館長などを歴任。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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funuu

10
1979年に新分類表でベトナム国民共同体を構成する民族は54とされ、この数字が現在も継承されている。フランス資本主義がベトナムに導入した資本主義的生産様式の作用によって、ベトナム経済は次第に、遅れた自給自足的農業経済から、資本主義的性格をもつ植民地経済へと変化していった。資本主義的な経営方式の採用によって、生産力の急速な発展がもたらされた。商品経済が形成されはじめ、いくつかの生産領域では発展した。2016/01/17

Marie

4
改めてヴェトナムを学ぶ④。年表をなぞっていたに近い知識に、どう読み解くか、という見方に導いてくれるような本だった。1995年に刊行された初版に、増補としてその後の20年についても追加されており、現代の状況に繋がった気がする。以前読んだ『新しい世界の資源地図』や、『そのとき、日本は何人養える?』などを読み返すと、また新鮮な発見が生まれそう。2023/05/27

kawasaki

2
1995年刊行の書籍の増補版。増補部分・研究動向の解説も丁寧で、さらに知るための道しるべとしても充実。いわゆる「漢字文化圏」の中でベトナムがなぜ漢字を捨てたのかという興味から手に取ったのであるが、近代に「ベトナム人」が「ベトナム」とは何か自己定義するための苦悩の歩みが興味深かった。「伝統的な中華文明」との距離やその中での自己定義について、日本や朝鮮、あるいは近代中国と比較すると面白そう。2016/07/14

yo yoshimata

2
たまたま図書館で手に取った一冊でしたが、ベトナムの歴史を中国や東南アジア地域の中で学ぶことができました。あまり歴史を知らない私にも読みやすかったです。ASEANのことを知りたいと思っていたので、その端緒にもなりました。2015/11/29

佐藤 智治

1
ベトナムの歴史を近・現代史中心に綴ってあり、政治や経済、教育、社会、軍事とバランスよく盛られている。 なんでもベトナムの教科書ではベトナム戦争の記述が、詳細な戦略や戦術で説明されているらしい。 それはバランス感覚には欠けているが、それだけ超大国のアメリカに勝利した意味は大きい。 また、歴史的に中国と関係が深く、それに軍事的抵抗をして距離を置くなど、精神的にタフで、戦略眼に長けた国民と判った。 これからの国だという予感は充分あります。2019/10/23

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