出版社内容情報
地層や化石の縞模様、気候変動、銀河のリズムまで――地球環境変動史の解明に挑む刺激的な“しましま学”の案内書。初版1995年
地層や化石の縞模様,気候変動,銀河のリズムまで――あらゆる“しましま”から躍動する地球史のドラマが見えてくる.斬新なアイデアと行動力が支える異分野間の研究交流が,40億年の地球環境変動史の解明に挑む.新しい地球システム科学へ向けた,魅力的かつ刺激的な“しましま学”の案内書.初版1995年
縞々学が生まれたとき
リズムと縞々
I 縞々学の誕生
1 縞々学と地球学
II 高時間分解能で地球史を読む
2 珪化木は語る
3 湖成堆積物は語る
4 熱帯サンゴ礁は語る
III 地球システムの変動とその原因 気候を例として
5 気候の変動
6 ミランコビッチサイクル
7 大気・海洋・氷床系の変動
IV 宇宙のリズムと地球システムの相互作用
8 太陽活動のリズム
9 月の起源と潮汐のリズム
10 銀河のリズム
V 全地球史解読に向けて
11 生物の大量絶滅のリズム
12 地球磁場のリズム
VI 共鳴する地球システム
13 共鳴する地球システム
あとがき
新装版へのあとがき
参考文献
索引
【著者紹介】
川上 紳一
川上紳一:岐阜大学教育学部教授
内容説明
地球環境変動40億年のダイナミクス。化石や地層の縞模様、気候変動、銀河のリズムまで―あらゆる“しましま”から躍動する地球のドラマが見えてくる。
目次
1 縞々学の誕生(縞々学と地球学)
2 高時間分解能で地球史を読む(珪化木は語る;湖成堆積物は語る;熱帯サンゴ礁は語る)
3 地球システムの変動とその原因―気候を例として(気候の変動;ミランコビッチサイクル;大気・海洋・氷床系の変動)
4 宇宙のリズムと地球システムの相互作用(太陽活動のリズム;月の起源と潮汐のリズム;銀河のリズム)
5 全地球史解読に向けて(生物の大量絶滅のリズム;地球磁場のリズム)
6 共鳴する地球システム(共鳴する地球システム)
著者等紹介
川上紳一[カワカミシンイチ]
1956年長野県に生まれる。1980年名古屋大学理学部卒業。1985年名古屋大学大学院理学研究科地球科学専攻修了。1985‐87年日本学術振興会特別研究員(PD)。1987年岐阜大学教育学部助手。1993年同助教授。現在、岐阜大学教育学部教授、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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