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出版社内容情報
不登校やいじめの問題に、子どもの内在的視点から迫った名著に、著者による解題と今日への展望をあらたに追加。初版1987年
豊かになった日本社会で,子どものこころの闇,学校の荒廃として大きな問題となっていた,不登校,いじめの問題.子どもの発達過程の視座や,仲間関係の発達論を導入しながら,その子どもの内在的視点にぎりぎりまで迫ろうとすることから始めた名著.著者による解題と今日への展望をあらたに追加.初版1987年.
まえがき
I いじめと友情
1 小学六年女子のリンチ事件
2 良子
3 愛子
4 みつえ
5 友達関係のもつれとしてのいじめ
II いじめと迫害
1 幼年期から少年期にかけての弱いものいじめ
2 迫害的ないじめの萌芽
3 少年期のギャング集団といじめ
4 集団いじめから迫害的ないじめへ
5 迫害的ないじめとミニ校内暴力
6 少年期の仲間関係から思春期の親密な友だちへ
7 自分くずしから自分つくりへ
III 登校と不登校をくり返す子ども
1 道子のプロフィール
2 強迫的登校
3 二重の学校・二重の友だち
4 自主的登校へ
5 三度目の登校拒否
IV 強迫的登校と登校拒否
1 ひろがる登校拒否
2 登校拒否とはなにか
3 登校拒否の状態像と「症状」形成
4 登校拒否問題と学校教育
5 登校拒否問題と家族関係
6 強迫的登校と登校拒否
7 学校仲間と登校拒否
8 不登校・登校拒否と学校教育
V 非行・不登校と思春期統合
1 対教師暴力をくり返した守
2 戦車そのものであった明男
3 学校適応過剰の子どもたち
4 学校適応不足の子どもたち
5 自分くずしとしての不登校・非行
6 不登校・非行のなかでの思春期統合
7 信頼関係の回復
8 懲戒権・体罰問題を考える
9 友だち関係の発展
終章 現代社会における思春期統合
1 「問題行動」と思春期統合
2 「問題行動」の社会的,教育的基盤
3 学校と家族の変貌
4 子どもの対人関係とパーソナリティ
5 対人関係の組みかえ
6 「問題行動」のなかでの思春期統合
UPコレクション版へのあとがき
【著者紹介】
竹内 常一
竹内常一:国学院大学名誉教授
内容説明
いじめ、不登校を見る視座を大きく転回させた書。
目次
1 いじめと友情
2 いじめと迫害
3 登校と不登校をくり返す子ども
4 強迫的登校と登校拒否
5 非行・不登校と思春期統合
終章 現代社会における思春期統合
著者等紹介
竹内常一[タケウチツネカズ]
1935年大阪府泉大津市に生まれる。1960年東京大学大学院学校教育専攻修士課程修了。現在、國学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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