出版社内容情報
日本人と法の関係を史的に捉えた講演集。日本法の成り立ちを解き明かし、法制度と市民生活のあり方をわかりやすく論じる。
日本人と法の関係を史的に捉えた講演集.日本法の成り立ちを明らかにしたうえで,法制度と市民生活のへだたりをどのようにして埋めるかを考察.「国民と法律家」,「ことばと法律」,「日本人の法意識」等をテーマに,平易に鋭く説く.
【著者紹介】
利谷 信義
利谷信義:東京大学名誉教授
内容説明
名著の復刊。現代に至る法の系譜を解明し、法制度と市民生活のありようを探る。
目次
1 日本の法の歩み(近代日本の法と法学;戦後法社会学の歩み)
2 法律家と国民(日本社会と弁護士―弁護士自治を中心として;市民生活と司法書士―綱紀問題を中心として;司法に対する国民の参加)
3 日本人の法意識(ことばと法律;日本人の法意識)
著者等紹介
利谷信義[トシタニノブヨシ]
1932年釜山に生れる。1955年東京大学法学部卒業。東京都立大学助教授、東京大学・お茶の水女子大学・東京経済大学の教授、東京家政学院大学学長を経て、東京大学名誉教授、お茶の水女子大学名誉教授、東京経済大学名誉教授、東京家政学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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