東大教師が新入生にすすめる本―２００９‐２０１５

東京大学出版会『ＵＰ』編集部【編】

東京大学出版会（2016/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 371,／高さ 19cm
• 商品コード 9784130033336
• NDC分類 028
• Cコード C1000

出版社内容情報

東京大学出版会のＰＲ誌『ＵＰ』（ユーピー）の４月号掲載の人気企画を単行本に、第２弾！　ブックガイドの新潮流。

2009?2015年に東京大学出版会PR誌「UP」4月号に掲載されたアンケート7年分を収録．東京大学のスタッフが，新入生にいま読んでほしい本を熱く語る．さらに哲学から生物学まで，12名の各分野の第一線の執筆者が，それぞれの学問の戦後の軌跡を解説．知の入門と最前線という性格を併せ持つ，ブックガイドの新潮流．

はじめに
I　東大教師が新入生にすすめる本　2009?2015
1　2009(18名）
2　2010(19名）　　
3　2011(18名）
4　2012(23名）
5　2013(20名）
6　2014(25名）
7　2015(19名）

II　学問の最前線を読む
I　哲学（一ノ瀬正樹）
II　歴史学（宮地正人）
III　国文学（藤原克己）
IV　心理学（長谷川寿一）
V　社会学（盛山和夫）
VI　教育学（秋田喜代美）
VII　政治学（宇野重規）
VIII　法学（井上達夫）
IX　経済学（石井寛治）
X　生物学（岩槻邦男）
XI　地球科学（木村　学）
XII　数学（宮岡洋一）

執筆者索引／著者索引／書名索引

【著者紹介】
東京大学出版会『ＵＰ』編集部
東京大学出版会『ＵＰ』編集部

内容説明

東大のスタッフ１５３名が登場！学問という大海原へ漕ぎだすための知の羅針盤。『ＵＰ』４月号の好評アンケート７年分を収録。あわせて、第一線の研究者がそれぞれの学問分野の軌跡を解説。

目次

１　東大教師が新入生にすすめる本―２００９‐２０１５
２　学問の軌跡を読む（哲学；歴史学；国文学；心理学；社会学；教育学；政治学；法学；経済学；生物学；地球科学；数学）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です！！(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)]

出ました！上級者向け！東大教師が東大の新入生にすすめているだけあって、難易度が高いし、読めと言われても、難しいわいっ！と突っ込みまくってしまった本。上級者の上級者に贈る上級者の為の本では？頭が良くないと無理そう。読むとしたら、本の題名で気になった本だけを掻い摘んで読めば、初心者、中級者にも使えるかもしれない。

2019/06/16

[壱萬弐仟縁]

いまだに読みたい本。セン『合理的な愚か者』勁草書房。マキャベリ『君主論』岩波文庫。宇野弘蔵『経済原論』岩波書店。玄田有史『希望学』東大出版会。福沢諭吉『文明論之概略』岩波文庫。ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫。デュルケーム『自殺論』中公文庫。ホッブズ『リヴァイアサン』岩波文庫。内田義彦『読書と社会科学』岩波新書。ベネディクト『菊と刀』。松下圭一『シビル・ミニマムの思想』東大出版会。山田盛太郎『日本資本主義分析』岩波文庫。岩波文庫、岩波新書は、蔵書は再三再四読したい。

2016/07/13

[もちもちかめ]

最後の学問紹介(自分の専門紹介)が面白かったです。シラバスのような。あーシラバス読みたいな。少し前(2011)の執筆だから、そんなんだったねって思うのが恐ろしい。時の経つのは早い。紹介されている本は、教科書なので読む時間がない…いかん！こういうのこそ読まねば。

2017/02/27

[イノ]

シリーズ三冊目。①私の読書から─印象に残っている本②これだけは読んでおこう─研究者の立場から③私がすすめる東京大学出版会の本④私の著書の４パターンを年代別各教師別に紹介されている。 このシリーズは3冊目だからか 先生方によって紹介の仕方、内容が違って本よりも文章で人柄が見えてそっちの方が面白く感じた。 最後は12の学問の戦後史の歩みが書かれているが難しくて殆ど分からんかった。

2019/11/16

[yuuuming]

後半の学術的な話は即効で眠くなってほとんど読まず（苦笑）先生のみなさんがオススメする本はどれも面白そうで、好奇心がびしびし刺激されました。読メにも登録しまくり！まったく違う専攻の先生が、年度をまたがって同じ本を紹介している、ということが複数あって、そういうのがみてわかったのもまた面白かった。

2017/08/17