内容説明
東京大学駒場キャンパス「高校生のための金曜特別講座」発、豊かで広い学問の世界へ、いざ。
目次
1 言葉の力、文学の香り(言葉、言語、そして辞書;英語達人の法則;『星の王子さま』と外国語の世界―文化の三角測量;小説読むべからず―フィクションの魔力;モバイル・メディアと意味のエコロジー)
2 学問と実践、世界の広がり(韓国の社会と教育制度―「教育機会の平等」を追い求めて;地域通貨の話―経済の根源を問う)
3 不思議の世界にようこそ(ナノの世界―数個の原子からなる微小粒子の特異性;機械の美―「機械じかけの音楽」展とその背景;インカ史断章)
4 自然を究める(クォーク物質―現代物理学の歩みと物質の極限状態;身近な植物から学べる現代生物学;関-ベルヌーイ数をめぐって;生物進化の科学―ダーウィンから最先端の研究まで)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
oyasan
2
数学の証明などさっぱりわからんかったけど、ナノの世界やインカの歴史めっちゃ興味深い。あぁ~、こっちでもこんなライブないかなぁって思う!2010/06/16
フィ
1
東大駒場キャンパスで開催された「高校生のための金曜特別講座」を収録したもの。講義形式で分かりやすかったが、内容が自分の興味とあまり合致しなかったのはちと残念か。他の巻も読んで見ることにする。2013/11/24
chenmei
1
『星の王子様』について分析された話が面白かった。フランス語は習ったことがないけど、このように英語との比較しているのを見て勉強したくなりました。2011/07/22
ryo_zz
1
「純情」って何だろう。高校生向けに語られた話だと、途端に興味深い話になるのが不思議である。2011/05/03
しまちゃん
1
第13講の「関-ベルヌーイ数をめぐって」は数学が学生時代苦手の自分にはちんぷんかんぷんでした。その他の講義については、興味深く読めました。特に第1項の「言葉、言語、そして辞書」におけるピアノとギターでの指番号の違いには「へぇー」と思いました。2010/07/28