出版社内容情報
理学部の排水から検出された覚醒剤。大学内で撮影された爆破動画。そして研究室で体調を崩す学生、その意外な原因を、Mr.キュリーこと沖野と彼のライバル・氷上が探る、大人気シリーズ第八弾。
人気声優・興津和幸さん&白井悠介さんの朗読で大好評のスピンオフ「池のほとりに立つ彼女」も収録!
内容説明
理学部の排水から検出された覚醒剤。大学内で撮影された爆破動画。そして研究室で体調を崩す学生、その意外な原因を、Mr.キュリーこと沖野と彼のライバル・氷上が探る、大人気シリーズ第八弾。人気声優興津和幸さん&白井悠介さんの朗読で大好評のスピンオフ「池のほとりに立つ彼女」も収録!
著者等紹介
喜多喜久[キタヨシヒサ]
1979年、徳島県生まれ。東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。大手製薬会社の元研究員。第九回『このミステリーがすごい!』大賞にて優秀賞を受賞、2011年受賞作を加筆した『ラブ・ケミストリー』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
115
8冊目も一気読み。出来事の中に違和感を読み、その背後にある真相をかぎつける。化学知識を背景にした沖野先生の謎解きは、たとえば公害調査のように(これ自体、化学の守備範囲にあると言えるかも)、より大きな存在を気づかせてくれる。8巻目の中で、唯一第3話だけは、読んでいる途中で、かなり近いところまで真相に気づいた。また第2話の持つ社会性には現代を感じる。2019/07/14
ダイ@2019.11.2~一時休止
95
連作短編集。今回も楽しめましたが、バレンタインデーの描写もあったのに二人の仲は進展せず。2019/07/24
hirune
68
シリーズの最初の方は舞衣のキャラに馴染めなかったものだけど、この頃は骨身を惜しまずよく働く有能な女性に見えてきた🤔それと対照的に沖野の態度が いつも大人気なく刺々しい気がして、ちょっとイライラしてしまう^^;でも 舞衣やエリーにツンデレを見抜かれて、手の上で転がされてる感がちょっとして、可愛らしくもあるかなぁ😅2019/11/02
よっち
64
理学部の排水から検出された覚醒剤。大学内で撮影された爆破動画。そして研究室で体調を崩す学生の意外な原因を沖野と彼のライバル・氷上が探る第八弾。大学内のいろいろな問題に首をツッコミ解決してゆく舞衣と、それに巻き込まれる沖野という構図が定番化してきてますが、やってくるたびにあーだこうだ言ってはいても沖野は舞衣の行動を評価してるんだと思うんですよね。もう少し二人の関係が進展してもいいとは思うんですが、舞衣の天然発言に動揺することはあっても道のりはまだまだ険しそうですね(苦笑)その点国島さんあたりに期待ですか。 2019/07/28
がんも
57
今回は化学の薀蓄が少なかったのが残念!でも、沖野先生と舞衣ちゃんのテンポの良い掛け合いは健在、そろそろまた長編が読みたいです。2019/07/04